2015年10月09日

サインアウトの際、"強制的にサインアウト" をクリックしないとフリーズする

サインアウトや再起動、シャットダウンなどPC終了時、アプリケーションが開いたまま終了したりすると、終了を妨げているアプリケーションがあった場合に、"〜のアプリを閉じて、サインアウトします" などといったメッセージがでて、"強制的にサインアウト" するか? "キャンセル" するか? どう処理するかといった画面が出ることがあります。

終了時に既に開いているものもなければ、そのまま "強制的に〜" の方でも問題ないと思いますが、あれ?と気にしつつ、どうしたらいいのかわからないまま、放置してしまったりすると、120秒後には、自動的に元のデスクトップに戻るわけですが、これで戻った場合、アイコンが白くなったり、スタートボタンが押せなくなったり、さらにはアプリケーションが起動できなくなったりすることが、Windows 10 において発生することがあるようです。

TechNet Blogsでの報告によると、"サインアウト時にユーザー プロファイルが意図せずしてアンロードされてしまうために発生" するものとのこと。

回避策も以下のように提示されておりました。

【回避策】

1) 未保存のデータがあれば、保存した上で、Ctrl+Alt+Delにてサインアウトする
2) 未保存のデータがないのであれば、"強制的に〜" でサインアウト、あるいは終了する

グループポリシーが利用可能な場合には、"[ユーザーのログオフ時に強制的にユーザー レジストリをアンロードしない] のグループ ポリシーを有効にすることで、問題を回避することができます" のようです。

この症状、開発部門でも確認ずみで、現在、調査中とのことのようです。

今後何らかの形で修正されるかと思いますが、この症状になってしまった時には慌てて電源の長押しで強制終了するということはせずに、上記の回避策にて終了してみてください。

また、"強制的にシャットダウン" とか "強制的にログオフ" などのメッセージが出た際には、特に何か保存し忘れたデータなどがない、プログラムは終了しているはずだ...ということであれば、そのまま "強制的に〜" の方で終了してみてください。


<参照>
Windows 10 でサインアウト、再起動、シャットダウンをキャンセルしたときに発生する問題について


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posted by クリック at 10:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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