Kaspersky をインストールしようとして、途中までは進んでいくものの、途中で、"選択されたフォルダーにはすでにファイルが存在しています。インストールできません" というエラーメッセージが表示され、インストールができないことがあります。
一度インストールに失敗などして関連フォルダなどが残ってたりすると、うまくいかずこうした表示が出るようです。
Kasperskyの削除ツールを実行してからでも、この時作成されたフォルダは削除しきれていないようで、削除ツールを実行し、PCを再起動してから、再インストールしようとしても、同様のエラーでインストールができませんでした。
【対処法】
1) まずは、一旦削除ツールで、インストール途中のものがあるといけないので、一通り削除します。
Service articles: カスペルスキー製品を完全にアンインストールする削除ツール
上記サイトから "kavremover ユーティリティの使用方法" のところの、"圧縮ファイル kavremover.zip" をクリックして、ダウンロードし、デスクトップなどのわかりやすい場所に保存します。
2) ダウンロードした、"kavremover.zip" をダブルリックなどして開いてから、すべて展開するをクリックして解凍します。解凍後、フォルダを開くと、kavremover.exe がありますので、こちらをダブルクリックして実行します。
*** このツールの使い方は、"Service articles: カスペルスキー製品を完全にアンインストールする削除ツール" にも紹介されておりますので、そちらをご参照ください。
3) きちんとインストールされている場合には、製品名のところに自動的に製品名が表示されますが、製品名が表示されない場合には、▽をクリックして選択します。今回の場合には、"Kaspersky Total Security Ver.15.〜" でしたが、これはインストールに失敗しているバージョンにもよります。
4) 削除完了後は一旦、再起動をします。
5) 再起動後、Cドライブ>Program Files(x86)と開くとある "Kaspersky Labs"
というフォルダをフォルダごと右クリックなどで、削除します。
6) 削除後、念のためさらにPCを再起動し、再度ダウンロードページなどに進んで、Kasperskyの再インストールを開始します。
今回試した環境では、削除後も、隠しフォルダのProgramDataフォルダにもKaspersky Labsフォルダが残っていたため、こちらも削除して実行いたしました。
<参照>
・カスペルスキー インターネット セキュリティ 2012 のインストール中に「選択されたフォルダーにはすでにファイルが存在しています。インストールできません」というエラーが表示されます。どうすればよいですか
【関連する記事】
- 無線LANルーターとセキュリティ
- セキュリティソフトのアンインストール
- ESET の影響で、Microsoft Edge がクラッシュする
- ESET インターネットセキュリティがブラウザをクラッシュさせる
- 迷惑メール対策を考える (6) 〜 迷惑メールの発信をブロックするブラックリスト..
- サブスクライバー向けに Microsoft Defender の提供がスタート
- 迷惑メール対策を考える (5) 〜 迷惑メール対策に有効なフィルターの活用
- 迷惑メール対策を考える (4) 〜 迷惑メール対策に定評ある Thunderbi..
- 迷惑メール対策を考える (3) 〜 Outlook for the web の迷..
- 迷惑メール対策を考える (2) 〜 Microsoft Outlook の迷惑メ..