Windows 7 から Upgrade して、Windows8/8.1 を使ったことがない方にとっては、このタイルが次々に切り替わる "ライブタイル" を見て、あれ?ってなってしまうことがあるのかもしれませんね。
そんな一例が、以下で参照させていただいたITmediaの中でも取り上げられた "Windows 10のライブタイルで「隠したい画像」がさらされる事故を防ぐ方法" という記事にあるようなことかもしれませんね。

確かに、表示される必要のないものまで表示されたりすると、友達同士ならともかく、仕事で使っていて、PCの画面を見せたら、あれ? ってことになるのは気まずいですよね。
ということで、改めてライブタイルの設定変更について手順を追ってみました。
【設定を変更する】
タイルの中で、写真やメール、グルメ、ニュースなどのものについては、自動的に内容が順次表示されたりします。これがライブタイルです。このライブタイルの表示を切り替えるには、個別に設定する場合必要があります。


* 右は設定完了後、ライブタイルがオフになった画像
1) タイルの上で右クリック
2) ショートカットメニューから、"ライブタイルをオフにする" をクリック
【フォトの設定を変更する】
Windowsアプリの中で、"フォト" については、その設定を変更することも可能です。
この場合、特定の1枚の写真を指定して表示させるようにすることが可能です。
1) まずフォトアプリを開きます

2) 画面左下の、設定をクリックして、設定画面に移行します

3) "タイル" のところの設定を "最近の写真"(既定値)から、"一つの写真" に変更します

4) 写真の選択の画面に移行しますので、タイルに表示する写真を指定します

【サムネイル(キャッシュ)を削除する】
一度フォトなどのライブタイルで利用されたサムネイル画像は、場合によって消えないことがあります。その場合には、サムネイルなどを削除するなどのさらなる操作が必要になります。
1) Cドライブ>Users>(ログインユーザー)>AppData>Local>Packages と開きます

2) 検索ボックスに "Tile#" として、検索
3) 検索結果から画像を削除します。(ただしこの場合フォト以外のものも表示されます)

フォトアプリのサムネイルのみを削除する場合には、
1) Cドライブ>Users>(ログインユーザー)>AppData>Local>Packages と開きます

2) Microsoft.Windows.Photos〜で始まるものを開きます

3) Localstateフォルダを開くと、"Tile〜"で始まる、Jpegデータがありますので、こちらを削除します。


またライブタイルを設定して利用しているにもかかわらずうまく表示されない場合にもキャッシュを削除することが一つの解決方法にもなります。このキャッシュデータを削除することで、改めて読み込みなおすことになります。
<参照>
・Windows 10のライブタイルで「隠したい画像」がさらされる事故を防ぐ方法/ITmedia
・まずいサムネイルが消えない!?フォトのライブタイルのサムネイルをリセットする/Windows8Room
・タッチ操作でスタート画面のライブタイルのオン/オフを切り替える方法<Windows 10>/dynabook.com
・Microsoft Windows 8 / 8.1 - Windows 8 / 8.1 でライブ タイルのオン / オフを切り替える方法/HPカスタマーサポート
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