Windows10にしたい、けどデバイスとか、使用しているソフトの関係があってすぐにUpdateできない。
特に個人ユーザー以上に、ビジネスユーザーにとっては、OSのUpgradeは慎重にならざるをえません。
そんなユーザーのために、Windows Updateを経由した、Windows 10 への無償アップグレードを抑止する方法が一昨日公開されました。

大まかに作業の流れを見てみると...
1) ご利用環境に応じたプログラムの導入
(Windows7SP1の場合: KB3065987 / Windows8.1の場合 :KB3065988)
2) グループポリシー または レジストリにより調整
といった感じになります。
詳細は以下のサイトをご参照ください。
さてここで、注意していただきたいのは、Windows7SP1Home Premium のユーザーやWindows8.1のユーザーの場合、グループポリシーが利用できませんので、レジストリを直接調整する必要があります。当然ですが慎重に行う必要がありますので、くれぐれもご注意ください。
Windows7SP1Pro あるいは Windows8.1Proをご利用の場合には、グループポリシー、レジストリどちらでも設定が変更できます。
いずれにしてもこういった情報がどんどん出てくるというのは、ほんとリリースが迫ってきたということで、緊張感もドンドン高まってきますね。
【追加情報 2015/07/24】
"抑止する" 方法。やはりレジストリをいじるとなるとちょっとなれない方には困難ですね....
と思ってましたが、以下のようなツールを開発してくれた方がいらっしゃいました。
これだと、直接レジストリをいじることなく、さらにGet Windows 10 アプリの表示・非表示なども切りかえられて便利かもしれませんね。
・プログラマから見たWindows 10 番外編〜Windows7/8.1からのアップグレードを抑制する方法
上記サイトから、プログラムをダウンロードして確認してみましたが、ZIPファイルで提供されており、解凍してみましたが、"PreventOSUpgrade.exe" と "readme.txt" で構成されていました。
"PreventOSUpgrade.exe" をダブルクリックして、プログラムを起動し、設定するだけのもののようで、特にインストールなどの操作は必要ないようでした。
<参照>
・Windows Update からの Windows 10 への無償アップグレードを抑止する方法
・How to manage Windows 10 notification and upgrade options(英語版の元ネタ)
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