Ctrl+C や Ctrl+V などのコピーやペーストといったWindows上で共通で使用可能なものもあれば、各アプリ独自のものもあったりします。
今回は、Word2013を例に、よく使用する機能にショートカットキーを割り振って、効率よく利用する方法についてご紹介します。
【Wordのショートカットキー】
以下で参照させていただいた、MicrosoftコミュニティのWiki記事(「Wordのショートカットキー(アクセラレーターキー)の詳細」)の中でも紹介されていますが、すでに割り振られているショートカットキーをとってみても非常にたくさんあったりします。
Altキーを押して、メニューにフォーカスを移動。コマンドを選択するというアクセラレーターキーまで入れるとかなりの数になります。
全部覚えるのも大変ですし、また普段必要としないものもたくさんあったりしますから、必要なものだけを、より簡単な操作で利用できるようになると便利ですよね。
【ショートカットーキーを割り振る】
今回はWord2013を例に取り上げてみました。
1) Wordを起動し、ファイル>オプション と開いて、"Wordのオプション" ダイアログを表示させます

2) 左ペインのメニューから、"リボンユーザー設定" をクリックし、画面下部に表示された "ショートカットキー" のところにある "ユーザー設定" をクリックします

3) "キーボードのユーザー設定" のダイアログが表示されますので、
"分類":メニュー項目
"コマンド": コマンド名
を選択します。

今回は、その一例として、"記号と特殊文字"のダイアログを表示させるためのショートカットキーを作成してみました。
4) 分類:挿入タブ コマンド名:InsertSymbol を選択します。"割り当てるキーを押してください" のところでは、そのままキーボードから実際に割り当てるキーを押します。例えば、今回は、"ALTキー + F5" を割り当ててみました。
そして、割り当てるキーのところに、Alt+F5 が入力されたら、ダイアログ左下部にある、"割り当て" をクリックします。こうすると、"現在のキー" のところに追加されます。

** コマンドを選択すると、画面下部の "説明" のところにこのコマンドで実行される操作内容の説明が表示されます。これを目安に機能を探してみてください
5) 追加されると、"現在のキー" のところに、ショートカットキーが追加されます。また今回追加されたキーは、画面下部にもありますが、不要な場合には削除することも可能です

6) Wordの編集画面に戻って、改めて今回設定した、Alt+F5 押してみます。すると、以下のような "記号と特殊文字" のダイアログが表示されることをご確認いただけると思います。

注意) 最初に取り上げたようにすでにショートカットキーとして割り振られているものが結構あったりしますので、少なくとも普段利用するショートカットキーと重ならないように注意する必要があります。
例えば、Ctrl+C(通常はコピー)に何かを割り振った場合には、そのアプリケーション上では、コピーとしては使用できなくなってしまいます。
また、5) のところでも書きましたが一度設定しても、当然ですが、設定を削除して再設定は可能です。あれ?このショートカットキーはやはり別の機能で使ってたということになったら、再度開いて別のものに割り当てを変更してみてください。
<参照>
・Wordのショートカットキー(アクセラレーターキー)の詳細/Microsoftコミュニティ
・Word 2013のアクセス キー一覧/初心者備忘録
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