さて無事インストールも完了。せっかくなので、実際に利用して確認してみました。
* PDFファイルを開いたところ
1) ツール画面が見やすくなった
ほとんどが有償のサービスなので、無料版で利用できる機能は少ないのですが、一応ツールからアクセスできる利用可能な機能が以前のものよりも比較的見やすくなりました。
各ツールの、"開く" をクリックすると、有償の場合には、利用可能なプランの説明画面に移動します。
2) 文字の追加が以前よりも判りやすい
有償サービスを利用すれば、当然ファイルの変換やら、結合などができるのは、これまでと同様です。
今回のAdobe Reader DCでも、従来通り、注釈という形で文字を追加したり、また追加した状態でPDFファイルを保存することもできます。
これも従来通りではありますが、ツールを開いて、"入力と署名" をクリックします。保存したファイルを開きなおして、テキストボックスなどで入力しテキストを追加したり、署名を追加したり、さらに入力した文字を再編集することも可能です。従来よりもこのあたりのツールは見やすくなったかと思います。
3) 無料で利用可能なツール
注釈の他にもいくつか無料で利用できるツールもあります。有償のツールの場合には、各ツールを利用するために必要なプランの購入画面に移動します。
・注釈:テキスト、音声などにより注釈を加えられます
・入力と書名:2)のところでも紹介したテキストや、署名の入力が可能です
・スタンプ:文字通り、PDFファイルにスタンプをするためのツール
・ものさし:ドラッグした範囲の距離や角度が表示されます
またこれらのツールは、Adobe ID がなくても利用可能です。
4) 環境設定
編集>環境設定と開くことで、Adobe Acrobat Reader DC のさらなる設定を変更できます。表示言語の設定も、この環境設定画面から行います。
きっとまだまだあるんでしょうね。新しくなったAdobe Acrobat Reader DC、引き続き使ってみて、また何かあればご紹介させていただきます。
<参照>
・Adobe、「Adobe Reader」後継の「Adobe Acrobat Reader DC」を公開/窓の杜
・Adobe Acrobat Reader DCのサイレントインストール方法
・[レジストリ]Adobe Acrobat Reader DCの環境設定
・TEX Wiki Adobe Acrobat Reader DC