先日Build10049にUpdateされて、正式リリースを目指して、着々と改良が加えられバージョンアップしています。
・Windows Insider Program
もちろんまだまだどなたでも利用できるものでもないし、上記サイトにも説明があるように、一部の方(ITproや開発者など)向けに試験的に導入してもらっている段階です。試される方はその点を十分理解した上でお試しください。
さて、Build9926以降なかなかUpdateできていなかったのに加え、Build10041では、Windows Updateが全くできないといったトラブルに見舞われ、結果一度Windows8.1に戻してから、再度ISOバージョンの10041にUpdate。Updateが終わってみたらすでに、10049が提供され始めて、10041は全く使うことなく、そのまま再Updateと、ここの所Update続きで、ようやく昨日無事 Build10049 へのUpdateが完了。
さて使ってみるか?と思ったら、今度は、メール、People、カレンダーのアプリのアイコンがおかしい...
起動してみると、みんなエラーで起動できない。

エラーの中をクリックして、各アプリの再インストールに進んでも、やはりエラーで再インストールができない状態でした。



この問題、すでに既知の問題として、Build10041の時に上がっていて、その対処法も公開されているようでしたので、さっそく試させていただきました。
・Windows 10 Technical Preview Build 10041 now available
結果からすれば、この対処法で改善したわけですが、Build10041で見つかった不具合は、Build10049でも発生しているってことなんですね。
【対処法】
1) まず以下の手順で、PowerShellを管理者として実行します。
スタート>すべてのアプリ>Windowsシステムツール と開いて、"Windows PowerShell" を右クリックして、"管理者として実行" をクリックします。


2) 上記で紹介した、Windows 10 Technical Preview Build 10041 now available にアクセスします。
3)ちょうど太字で記載されている、この部分をコピーして、PowerShellの画面に右クリックから貼り付け、Enterにて実行します。

"Get-appxprovisionedpackage ?online | where-object {$_.packagename ?like “*windowscommunicationsapps*”} | remove-appxprovisionedpackage ?online"
4) これで削除が完了。
5) 続いて、ストアアプリを開いて、"メール" で検索してアプリのインストールを行います。
ということで、無事、メール、People、カレンダーが復活しました。いつまでこの不具合を引きずるのかはわかりませんが、次回以降もまたBuildがあがって、起動できない場合にはこの方法で削除して再インストールしてみる必要がありそうですね。
備忘録として取り上げてみました。
なお、Build10049については、以下のブログにて、既知の問題なども紹介されていますので、対処法などは直接そちらをご確認ください。
<参照>
・Windows 10 Technical Preview Build 10049 now available
【関連する記事】
- Windows の基本操作 Vol.2023-07-1 スクリーンショットの撮り..
- Windows の基本操作 Vol.2023-05-2 検索ボックス 〜 Win..
- Windows 10 は、Ver.22H2 で終了。いよいよ Windows 1..
- ダウングレード権 〜 OS 編
- ダウンロード版 Windows 10、2023年1月31日に販売終了 !
- いよいよサポート終了まであと半月となった "Windows 10 Ver.21H..
- タスクバーが応答しなくなる
- Windows Update と イネーブルメント パッケージ
- Windows 10 22H2 の配信がスタート!
- KB5017380 が Windows 10 向けにリリース