2015年04月02日

メール、People、カレンダーが利用できない

Windows Insider Programで提供されているWindows10。
先日Build10049にUpdateされて、正式リリースを目指して、着々と改良が加えられバージョンアップしています。

Windows Insider Program

もちろんまだまだどなたでも利用できるものでもないし、上記サイトにも説明があるように、一部の方(ITproや開発者など)向けに試験的に導入してもらっている段階です。試される方はその点を十分理解した上でお試しください。

さて、Build9926以降なかなかUpdateできていなかったのに加え、Build10041では、Windows Updateが全くできないといったトラブルに見舞われ、結果一度Windows8.1に戻してから、再度ISOバージョンの10041にUpdate。Updateが終わってみたらすでに、10049が提供され始めて、10041は全く使うことなく、そのまま再Updateと、ここの所Update続きで、ようやく昨日無事 Build10049 へのUpdateが完了。

さて使ってみるか?と思ったら、今度は、メール、People、カレンダーのアプリのアイコンがおかしい...
起動してみると、みんなエラーで起動できない。

20150402-1.jpg

エラーの中をクリックして、各アプリの再インストールに進んでも、やはりエラーで再インストールができない状態でした。

20150402-2.jpg20150402-3.jpg
20150402-4.jpg

この問題、すでに既知の問題として、Build10041の時に上がっていて、その対処法も公開されているようでしたので、さっそく試させていただきました。

Windows 10 Technical Preview Build 10041 now available

結果からすれば、この対処法で改善したわけですが、Build10041で見つかった不具合は、Build10049でも発生しているってことなんですね。


【対処法】

1) まず以下の手順で、PowerShellを管理者として実行します。
スタート>すべてのアプリ>Windowsシステムツール と開いて、"Windows PowerShell" を右クリックして、"管理者として実行" をクリックします。

20150402-5.jpg20150402-6.jpg

2) 上記で紹介した、Windows 10 Technical Preview Build 10041 now available にアクセスします。

3)ちょうど太字で記載されている、この部分をコピーして、PowerShellの画面に右クリックから貼り付け、Enterにて実行します。

20150402-7.jpg

"Get-appxprovisionedpackage ?online | where-object {$_.packagename ?like “*windowscommunicationsapps*”} | remove-appxprovisionedpackage ?online"

4) これで削除が完了。

5) 続いて、ストアアプリを開いて、"メール" で検索してアプリのインストールを行います。

ということで、無事、メール、People、カレンダーが復活しました。いつまでこの不具合を引きずるのかはわかりませんが、次回以降もまたBuildがあがって、起動できない場合にはこの方法で削除して再インストールしてみる必要がありそうですね。

備忘録として取り上げてみました。

なお、Build10049については、以下のブログにて、既知の問題なども紹介されていますので、対処法などは直接そちらをご確認ください。


<参照>
Windows 10 Technical Preview Build 10049 now available
posted by クリック at 11:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック