2015年03月22日

Web上の広告をブロックする

"パフォーマンスが低下しています" とか、 "スパイウェアが検出されました" などのWebページの広告をクリックしてしまい、おかしなアドウェアがPCに入り込んでしまった....というご経験のある方もいらっしゃるかもしれませんね。

そうしたおかしな広告をブロックしようという意味で利用可能な機能に、IEには、"追跡防止"のアドオンが用意されています。

以前にも、

Webページに表示される広告をどうにかしたい Part 1
Webページに表示される広告をどうにかしたい Part 2
Webページに表示される広告をどうにかしたい Part 3
Webページに表示される広告をどうにかしたい Part 4

と過去にも取り上げさせていただきました。

ただしこれ以外にもブラウザ毎にいろいろなこうした広告や個人情報の漏洩につながるようなデータトラッキング用のコードをブロックするソフトはいっぱいあります。

全てのブラウザに対応しているわけではないので、ご利用のブラウザに応じて導入の可否が分れますが、そのいくつかについてご紹介させていただきます。


【IEの場合】
IEの場合には、設定>アドオンの管理から、"追跡防止リストをオンラインで取得" で入っていきます。Internet Explorerギャラリーのサイトにつながって、"追跡防止リスト"が表示されます。

20150318-1.jpg

・EASY List
・PrivacyChoice追跡防止リスト1
・PrivacyChoice追跡防止リスト2
・TRUSTe

上記の4つのアドオンが用意されています。


【FireFoxの場合】
FireFoxの場合、右上のニュー表示ボタンから、アドオンをクリックして移動します。
検索で "Ad" だけで検索すると4000件以上。もちろんこれは広告関連ということなのでブロックするもの以外にもいろいろあると思いますが、"Ad block" で検索してみても、62件も検索されてきました。

20150318-2-0.jpg20150318-2-1.jpg

【Google Chromeの場合】
右上の、GoogleChromeの設定>拡張機能 とクリックしてみます。"他の拡張機能を見る"をクリックし、さらに、"ad block" にて検索してみました。
正確な件数はわかりませんが、かなりの数が検索されました。

20150318-3.jpg

もっとも広告を何でもブロックしてしまえ...というのが趣旨ではなく、不正な広告、利用者の意図に反する不正なサイトに誘導させるような広告をブロックするのが目的からすると、メジャーなものであれば、どれを利用しても機能に大きな違いはないと思われます。ただし当然のことながらソフトによって違いはあるでしょうから、目的に応じて上手に利用できるといいですね。

以前にもご紹介しましたが、私が使用しているカスペルスキーなどもそうですが、市販されているウィルス対策ソフトにもこうした機能をもっているものもあります。ご使用になっているセキュリティソフトがあれば一度その機能を確認してみてもいいのかもしれませんね。


<参照>
広告やSNSボタン、追跡コードを無効化してページ表示を最大27%高速化する「Disconnect」/Gigazine
Adblockよりもはるかに軽い広告除去ツール「μBlock」を使ってみました/Gigazine
posted by クリック at 14:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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