2015年02月06日

Windows8.1への移行期間は、2016年1月12日まで

現在、一般ユーザー向けのサポート継続中のOSは、WindowsVista(延長サポート)、Windows7(延長サポート)、そしてWindows8/8.1(メインストリームサポート)と、この3つになります。
ちょうど年明け早々の、2015年1月13日に、Windows7も延長サポート期間に入りました。

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ご存じですか? いまお使いの Windows のサポート終了期限

さて、Windows8はどうなのか? 時々まだ、Windows8.1にUpdateしないで、Windows8のまま使いたいという相談もあったりするので取り上げてみました。

ちなみに現在販売されているPC(Windows系)は、当然ながら、Windows8.1が中心です。もちろん、中にはまだまだWindows7を搭載して販売されているものもありますが...

さて、Windows8は、Windows8.1が登場して、24か月以内に、Windows8.1へアップデートしないといけないことってご存知ですか?

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Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する FAQ

今回、なぜ取り上げたかといえば、Windows8.1へのUpdateの移行期間の終了が迫ってきているからです。

マイクロソフトの製品のライフサイクルポリシーにも、"Windows 8 を使用しているユーザーが引き続きサポートを受けるための Windows 8.1 への移行期間は、2016 年 1 月 12 日までの 2 年間です" ("Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する FAQ" より引用)

とあるように、Windows8であっても、来年1月12日までが移行期間になります。それからすれば、もう1年を切っているわけですよね。

もちろん、Windows8のサポートポリシー上では、10年なわけですが、これは、あくまでも2016年1月12日までに、Windows8.1へUpdateしてこそのものです。

さて、Windows8の移行期間がなぜ 2年後なのか?

これは、Micorosftのサービスパックのサポートポリシーが適用されているからです。そういう意味では、従来のような言い方をすれば、Windows8のサービスパックが、Windows8.1という位置づけになります。

ただし、わざわざService Packなんて言い方をせずに、Windows8.1としてリリースされたのかは、

"一般的に単なる修正プログラムの集まりである Service Pack とは異なり、Windows 8.1 には新機能と機能強化が含まれます。"("Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する FAQ" より引用)

といった背景があるからなのですが、

" Windows 8.1 は、Service Pack を導入する方法に似た方法でお客様がこの更新プログラムを導入できるように設計されています。そのため、マイクロソフトは既存の Service Pack サポート ポリシーを Windows 8.1 に適用しています" ("Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する FAQ" より引用)

とあるように、位置づけとしてはService Packと同じになっております。

なので、

"Windows 8.1 のライフサイクル ポリシーは Windows 8 と同じライフサイクル ポリシーで、 メインストリーム サポートの終了は 2018 年 1 月 9 日であり、延長サポートの終了は 2023 年 1 月 10 日です。Windows 8.1 の一般公開により、Windows 8 を使用しているユーザーが引き続きサポートを受けるための Windows 8.1 への移行期間は、2016 年 1 月 12 日までの 2 年間です" ("Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する FAQ" より引用)

ということになるわけです。

もっともそれはわかっていても、様々な事情があってUpdateができなかったり、時間がないからじっくり時間のある時にやろうと思ってWindows8をご利用のケースなどで、突然Windows8.1へのアップデートなんて出てくると、これは、これで困ったものですね。

そんな場合には、"「Windows 8.1 へのアップデート」 と表示された場合" を参照して一時的に退避して、なるべく早めに、ご自分のタイミングでUpdateしてみてください。

参考までにいろいろと過去のニュースも参照していただくためにリンクを貼ってみましたので、気になる方はご参照ください。

<参照>
Windows 8のサポートはWindows 8.1リリースの2年後まで
そのPC、Windows 8.1にアップデートすべきか? (1/2)
Windows 8.1 Update と Windows RT 8.1 Update の新機能
「Windows 8.1 へのアップデート」 と表示された場合
古いWindows 8.1はもうパッチ提供受けられず、まず「Update」インストールを
マイクロソフト、「Windows 8」の製品版ソフトウェアを販売終了
posted by クリック at 12:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows8/RT8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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