前回ちらっと取り上げた、ホームページの設定が、"about:blank" になってしまい、IEを起動すると空白のページが表示されるようになってしまうという相談がときどきあります。
ほとんどの場合は、IEのオプションを表示させてホームページのところの設定を修正すれば問題ないことが多いのですが、当然ですがそれでも改善しないケースもあります。
ケース1: ショートカットのリンク先が変更されるケース
前回の中でも取り上げましたが、デスクトップやタスクトレイなどの、IEのアイコンのリンク先のところに細工されてしまうケース。
ショートカットなどからだとホームページが正しく表示されない場合でも、このケースでは、
Cドライブ>Program Files>Internet Explorer と開いて、"ieplore.exe" をダブルクリックするなどして起動するか?
Windowsキー + R にて、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを開いて、"iexplore.exe" と入力し起動すれば問題なく正常に起動できます。
ケース2: レジストリが変更されているケース
ちなみにレジストリの場合には、以下のサイトにあるようなキーになります。
Internet Explorer のスタートページが変更される現象について
また以下のHPの例にもありますが、レアケースだと思いますが、変わった例として、以下のHPのケースもご紹介いたします。レジストリに、"First Home Page" なんていうキーが追加されているケースですが、そこにいずれかのアドレスや、about:blank などが設定されてしまっても、最初に表示されるページが変更されてしまいます。
・HP Pavilion x2 シリーズ Internet Explorerの設定について
HPのホームページ上でも、"「First Home Page」について 当該設定は、ご購入後最初にInternet Explorerを起動した際にアクセスするサイトを設定するファイルで、削除いただいても、製品の機能・仕様に影響はでません" とあるように普通はないものなので、このキーが問題であれば削除しても問題ありません。試しに、このキーを追加して、値を "about:blank" にて設定・確認してみましたが、やはりホームページは切り替わってしまうようでした。
といことで、ホームページの設定にいて、あわせて取り上げてみました。
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