Microsoftコミュニティでは、Windows Liveメールを例にとって紹介しましたので、自分のブログの方では、Outlook2013を利用した形で取り上げてみました。
さて、最後の第三回目。"IMAPサーバー編" です。
まずは設定に必要な情報のおさらいです。
【設定情報】
サーバー情報
受信: imap-mail.outlook.com
Port: 993
SSLあり
送信: smtp-mail.outlook.com
Port: 587 (25番ポートがブロックされない場合は、25でも可)
SMTP認証 あり
暗号化:TLS
ユーザー名 <Outlook.comのアドレス>
パスワード <Outlook.comのパスワード>
【Outlook2013への設定】
さっそく設定を見ていきましょう。
1) Outlookを起動し、ファイル>情報>アカウント設定 とクリックし、さらに"アカウント設定" をクリックします。アカウント設定の画面が開いたら、電子メールタブの "新規" をクリックしてスタート。
2) "自動アカウントセットアップ" の画面に従い、名前、電子メールアドレス、パスワード、パスワードの確認入力 と必要事項を入力し、さらに "自分で電子メールやそのほかのサービスを使うための設定をする(手動設定)" を選択して、"次へ" をクリックします。

3) "サービスの選択" のところでは、"POPまたはIMAP" を選択し、"次へ" をクリックします。

4) "POPとIMAPのアカウント設定" のダイアログが出たら受信メールサーバー名、送信メールサーバー名、アカウント名(メールアドレス)と、パスワード(メールパスワード)を入力します。

5)さらにダイアログの右下にある "詳細設定" をクリックし、"送信サーバー"タブを開いて、"送信サーバー(SMTP)"は認証が必要にチェックを入れます。

また、"詳細設定"タブを開いて、ポートが、"993"になっていることを、さらには、送信サーバーのところは、"587" に、暗号化の種類は、"TLS" に変更します。

6) 詳細設定のダイアログは設定後OKで閉じて、アカウントの追加画面に戻ります。最後に、"次へ" をクリックすると、テストメールの送受信が開始されます。

7) 最後に、"完了" をクリックして完了します。

【設定内容の確認】
最後に、念のためアカウント設定の詳細で確認してみます。"種類" のところでは、 "IMAP/SMTP" となっていることがお分かり頂けると思います。

データファイルについては、
C:¥Users¥(ログインユーザー名)¥AppData¥Local¥Microsoft¥Outlook 内に
(メールアドレス).ost という名前のファイルとして保存されていることがお分かり頂けると思います。
<参照>
・Set up an email app with Outlook.com
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