2014年12月09日

FireFox 34がリリース、SSL3.0がデフォルトで無効化されました

ちょっと前にGoogle Chromeもバージョンアップして、Ver.39になり、SSL 3.0へのフォールバック機能がデフォルトで無効化され、さらに、間もなくリリースされる、Ver.40において完全にSSL3.0が無効化される予定になっています。現在、Ver.40のベータ版が公開されていますが、安定板も間もなくリリースされることでしょう。

さてこれに続いて、先日から配信が始まったFireFoxについても、原則SSL3.0が無効化されました。
もちろんそれ以外の機能強化、バグ修正もございますので、詳細はリリースノートなどをご参照ください。

以前、FireFoxでSSL3.0を解除するの記事でもご紹介いたしましたが、

"about:config" として、設定画面に入りますが、この中の、"security.tls.version.min" の値が、

0: SSL 3.0が最低値
1: TLS 1.0が最低値
2: TLS 1.1が最低値
3: TLS 1.2が最低値

となります。

20141209-1.jpg

ご覧いただければお分かり頂けるかと思いますが、上記のようにデフォルトで、今回のバージョンは "1" となっております。

* 現在配信されている最新バージョンは、 Ver.34.0.5 となります。

20141209-2.jpg

Google Chromeにおいても、さらには、FireFoxにおいても、バージョンアップとともに機能強化されていきますので、ご使用の方はUpdateをお忘れなく!

<参照>
Firefox 34 が正式リリース、SSL 3.0 の無効化、CSS Fonts 関連の実装強化など/WWW WATCH
Firefox リリースノート
Firefox 34 for developers
Google、「Chrome 40」でSSL 3.0を完全無効化へ/ITmedia
オフラインサービスを強化するService Workerをサポートした「Google Chrome 40ベータ版」が公開される/Gigazine
posted by クリック at 12:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | セキュリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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