この際、一度自分のPCに導入されている各種ソフトのバージョンを確認して、必要なものについては、まとめてUpdateされてみてはいかがでしょうか?
そんな時に便利なのが、IPAで配布しているチェックツール "MyJVN バージョンチェッカ" です。
プログラムを実行すると、自分のPCにインストールされているもので、JavaやAdobe製品など、頻繁にUpdateがでてくる脆弱性が懸念される各ソフトの現在の更新状況が確認できます。
もちろん個別にインストール(Update)されているかもしれませんが、一度こちらのプログラムを走らせてみて、Update漏れしているものがないか?確認してみるのもいいかもしれませんね。
ではまずはその手順です。
1) IPAの該当サイトMyJVN バージョンチェッカ(http://jvndb.jvn.jp/apis/myjvn/vccheck.html)へ移動します
2) ご使用のPC環境に合わせて、"MyJVNバージョンチェッカ 起動" をクリックします。文字通りですが、これを実行するに当たってはJavaが導入されている必要があります
3) アプリケーションの実行許可を求める画面が表示されます。このまま、"実行" をクリックします
4) MyJVNバージョンチェッカを起動。一応すべての該当項目にチェックが入っているはずですが、入っていなければ、"全てを選択" で選択するか? 予めインストールされていないプログラムなどの不要な項目についてはチェックを外しても構いません。"実行" をクリックして、チェックを開始します
5) 検索結果が表示されますが、今回の例では、Flash Player(Active X)が最新ではないと表示されました。さっそく、”結果詳細" のところの、"表示" をクリックすると、現在のバージョンと、最新のバージョンの違いが表示されます
その他にも、IPAでは、情報セキュリティ 各種ツール/IPAといったページで、各種のツールを配布しています。
また、自分のPCのTLSやSSLの設定状況などは、"SSL/TLS Capabilities of Your Browser"でも確認ができます。
【2014.11.29更新】
IPAが提供している脆弱性対策情報フィルタリング収集ツールの最新版が公開されました。
・MyJVN 脆弱性対策情報フィルタリング収集ツール (略称:mjcheck3)
最新版は上記よりご確認ください。
<参照>
・IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
・MyJVN バージョンチェッカ
・情報セキュリティ 各種ツール/IPA
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