まず、OS的には、参照させていただいた記事にもありましたが、最新のOSである、Yosemite(OS10.10)では、対応済み。OS X Mavericks(10.9.5)およびOS X Mountain Lion(10.8.5)についても、SSL 3.0に関する脆弱性を修正する "Security Update 2014-005" が提供されており、こちらの導入で対応できるようです。ただし、OS X Mountain Lion(10.8.5)以降が対象です。
Safariにはこうした項目を設定するところがなく、OS側で対応していく必要があるようです。iOSについても、iOS8.1からは修正済みのようです。
またAppleでは、開発者向けに、SSLv3.0プロトコルの脆弱性 に対応する為、10/29をもってAppleプッシュ通知サービス(APNs)でのSSL 3.0のサポートを終了するとのアナウンスもしています。
ちなみに、Apppleプッシュ通知サービス(Apple Push Notification)とは、アプリ提供者のサーバで発生した通知をIP接続経由でユーザーの端末に配信するサービスです。
<参照>
・YosemiteではSSL 3.0など多数の脆弱性を修正、MavericksやOS X Serverでも/Internet Watch
・Apple セキュリティアップデート (Apple Security Update)
・AppleのiOS 8.1、SSL 3.0の脆弱性などを修正/ITmediaニュース
・Update to the Apple Push Notification Service
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