2014年10月19日

Outlook を開いたら、"従量制課金接続"の警告メッセージが表示される

Windows8/8.1、WindowsRT8/8.1などで、Outlook2013をご利用の場合、この "従量制課金接続" が設定されてしまうと警告メッセージが出て、オフライン状態になることがあります。

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この設定、有線LANをご利用の場合には関係なく、WIFIのご利用の際に関係してきますが、宅内で光回線などの固定回線を無線ルーターを介して利用されている場合にはいらない設定ですよね。

インターネット接続の際に、イーモバイルなどのポケットWiFiやテザリングなどをご利用の場合には、従量制限がありますので、この機能は便利かもしれませんが....

さて今回は意図せずこれが設定されてしまって、Outlook起動時にそんな警告が出るようになってしまった方の解除方法のご案内です。


1) Windowsキー + I にて設定チャームを出して、"PC設定の変更" から "ネットワーク" に移動します。

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2) Wifiの接続済みになっているアイコンをクリックして、デバイスとコンテンツの検索画面を表示させます。

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3) データ使用量のところに "従量制課金接続として設定する" が オンになっているはずなので、オフにします。OKや適用などのボタンはないのでオフにしたら表示された画面を閉じればOKです。

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といった手順で設定を解除します。

どんな操作をしたときにうっかり設定されてしまうか? たとえば、デスクトップのタスクバーに表示されているWifi設定をクリックして、接続済みのWifiのアイコンをクリックすると...

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"従量課金接続として設定" 何てメニューが出てきますね...誤ってこちらをクリックしたりして設定されてしまうことはありそうです。仮に設定されてしまっても画面上は変わりません。

逆に、制限のかかるモバイル回線をご利用の場合にはこうした機能はONにして、さらにデータ使用量なども表示させておくと便利かもしれませんね。

ただしこの従量制限に連携して警告を表示してくれるOutlook2013やVaioCare、一部のウィルス対策ソフト(カスペルスキーやウィルスバスターなど)のように状況に応じて通信量を抑制してくれるようなソフトなどは、まだまだ少ないので、必要があって、設定しても自身で定期的に確認する必要することをお勧めいたします。


<参照>
従量制課金接続: FAQ
従量制での通信抑制はアプリ任せじゃなくOSに実装してほしい/ITpro
Windows 8の新機能でモバイル通信での通信量を管理する
従量制課金接続のコスト制約を管理する方法 (HTML)
posted by クリック at 18:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows8.1/RT8.1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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