2014年07月31日

リフレッシュとリセット

Windows8あるいは、Windows8.1を使っていて、PCの調子が今ひとつ悪い。いろいろ試したものの改善に至らず、打つ手なし。そんな時に試せるのが、PCのリフレッシュあるいはリセットになります。

20140731-1.jpg

でもこの違い、まだまだよくわかっていらっしゃらない方もいらっしゃるようなので取り上げてみました。

まず大きな違いは...
・PC のリセット(PCを初期状態に戻す):
すべての個人データ、アプリ、PC の設定を削除し、Windows を再インストールすること
・PC のリフレッシュ:
すべての個人データ、Metro スタイル アプリ、PC の重要な設定を維持し、Windows を再インストールすること

この違い明らかにご理解いただけますね。

リセットは、文字通り初期状態に戻すわけですから、従来のリカバリとほぼ同じことで、PC自体が一旦真っ新になった上で、再度OSなどが復元されるもの。これに対してリフレッシュは、個人データなどが保持されて、Windowsのみ再インストールするというWindows8からの機能。Officeなどのソフトはもちろん入れなおしになりますが、リカバリ(リセット)ほどの手間はかかりません。

ところでさらにここでもう一つ、覚えておくと、よりリフレッシュを効率よく行う方法をご紹介。

すでにご説明したように、PCをリフレッシュする場合、個人データなどは維持されますが、Office製品や自分でインストールしたプログラムなどは一旦なくなってしまうため、通常は、入れなおしが必要になります。
そんなの面倒という方、いゃ、もっと効率よくアプリの復元もできないかな?とお考えの方。

以下で参照させていただいた ”Windows 8.1 Tips 集? - リフレッシュした際に復元されるイメージを設定する” のところで紹介されているように、リフレッシュイメージを作成しておくことで、リフレッシュした後でも、デスクトップ アプリをインストールした状態に簡単に戻すことが可能になります。

ただし調子が悪くなってからイメージを作成しても意味がありませんので、初期設定やアプリのインストールが終わった後のいい状態のイメージをとっておく必要があります。トラブルの際の作業短縮のTIPとして覚えておくと便利ですね。

PCの調子が今ひとつよくないという場合には、試すのであれば、まずはリフレッシュですね。間違っても、リセットから試さないようにご注意ください。

最後に、リフレッシュしてしまった場合、個人データがどこに残っているのか? Cドライブ内の、Windows.oldフォルダにきちんと残っていますので、ご安心ください。手動でファイルを戻すこともできれば、個人用ファイルを復元するトラブルシューティング ツールを実行することで、自動で戻すことも可能です。


<参照>
第8回 Windows 8によるPCの「リフレッシュ」と「リセット」 (1/2)
PC をリフレッシュ、初期状態に戻す、または復元する方法 ...
PC のリフレッシュとリセット
Windows 8.1 Tips 集? - リフレッシュした際に復元されるイメージを設定する
Windows.old フォルダーからファイルを取得する
Windows.old フォルダーを削除する方法

posted by クリック at 10:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows8.1/RT8.1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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