今回は、Word Online についてちょっと触れてみました。
Wordとは言え、無料版の Word Online なので、当然機能に制限があります。これは仕方ないこと。また今後こうした壁が徐々に取り払われて、デスクトップ製品により近い形で機能が充実してくることも期待したいところなので、あくまでも現時点では対応していないという内容のお話です。
横書きの文書なら、機能の制限はあっても文字入力については違和感なく行えると思いますが、実は縦書き文書への対応という点では、ちょっと現時点では難点もあります。縦書きという日本の文化。なかなか難しいところです。
下記のサンプルをご覧いただけるとお分かりいただけると思います。
1) 縦書きの文書を開く
Word Onlineで縦書きの文書を開いた場合、"閲覧表示" で開いている分には全く問題ありません。脚注などもきちんと表示されます。
2) ではWord Onlineで編集に入ってみます。一瞬 "Word Online" と表示され "編集表示" への変換が行われ、出てきた画面が...以下のような横書きの画面。
ご覧いただければお分かり頂けるように、縦書きのままの状態での編集作業というのはWord Onlineではできません。これは、現時点での機能的な仕様によるものです。
3) ただし、文書データについては、修正して、再度 "閲覧表示" に戻ると、きちんと縦書きに戻りますので、編集された内容もきちんと縦書きで反映されます。
今回サンプルで取り上げた文書データには "脚注" が設定されていましたが、この "脚注" の機能についても、制限されているため、正しく設定されたどうかは、"閲覧表示" でのみ確認ができることになります。脚注の編集作業中は、番号がローマ数字になっていたりと、若干の違和感があります。とりあえず挿入、編集といった作業は可能です。
ところでライバル?のGoogleドキュメントではどうか? こちらも確認してみました。
1) 縦書きは表示されない
そもそも、Googleドライブから、Wordデータを開いても縦書きでの閲覧表示もできません。一応脚注は横書きですが表示されます。
2) Googleドライブビューワーで開く
当然ながら、ビューワーなので編集はできません。やはり縦書きにはなりません。
3) Googleドキュメトで開く
やはり縦書きはダメで横書きのままになります。ただし脚注の内容の変更などは可能です。脚注の機能もあります。
Word Onlineでも、Googleドキュメントのどちらも、新規作成で縦書きの文書の作成はできません。縦書きという日本語の独特の環境の部分では、まだまだこうしたオンラインサービスの場合、難しいところが多いようですね。
Googleドキュメントの場合、基本的に縦書きは扱えず、すべて横書きに変換されてしまうので、やはりまだ縦書き文書を扱えるという部分では、Word Online の方が扱いやすいのかもしれません。
【関連する記事】
- 2025年5月に提供された「CVE-2026-40361」 の修正プログラム
- Office の基本操作 Vol.2026-05-1 差し込み印刷とフィールドコ..
- Word で 外字が正しく表示されない
- Copilot in Word に追加された新たな機能
- Keyboard Navigation Option で、上下矢印で正しく文書間..
- 何も変更しなかったのに、終了時にドキュメントを保存するように求められる
- ハイパーリンクの挿入がより簡単に!
- 新規文書データもクラウドへの自動保存【Word】
- Word 文書の内容を要約して音声で聞く
- Word for the web に新たなヘッダーとフッターの設定が導入 〜 よ..







