PC起動時に "Windowsサービスに接続できませんでした" と表示される
この際にもあくまでも一例に過ぎずいろいろなパターンがあるということを書きましたが今回はまた別のパターン。

上記のようなポップアップが表示され、"System Event Noritication Serviceサービスに接続できませんでした" とありました。
まさに、
・パソコンを立ち上げると「Windowsサービスに接続出来ませんでした。」というメッセージが出ます
と似たようなパターン。でも、このエラーの後、起動した画面をよーく見ると、どうもスタートボタンがいつもと違い、クラシックスタイルのようになっている。また各種ダイアログやウィンドウを開くと、どうもいつもと感じが違う。

そんなこともあって、イベントログから確認。ただしイベントログには特にエラーらしきものは見当たらず。
次にサービスの状態を確認。特に上記サイトでも上がっている、
・System Event Notification Service
・Themes
両方のサービスは、ともに確認した時点では、正常に開始されておりました。さらには、管理者でログインしているのに、標準ユーザーでは...といったメッセージっていうのもどうもおかしい。
"Themes"というサービスは、本来こうしたテーマの管理を提供するサービスでもあり、いわゆるデスクトップの背景、ウィンドウの色、サウンドやスクリーンセーバーなどとも関係のある部分。
今回は意図とせずにスタート画面がクラシック表示になるなどこのテーマがうまく読み込めていない可能性もあったため、とりあえず再起動。
再起動後は正常な状態に回復いたしました。
今回のようにイベントログを確認すると、エラーはないし、さらにサービス自体も正常に動いているケースでも、必ずしもPCが起動するタイミングとうまく合わずに、ユーザープロファイルの読み込みがきちんとできず、一部機能しなくなってしまうこともあるようなので、まずは再起動を試してみるってことなんでしょうね。
それでも変わらない場合には、"winsock"のリセットと進んでいくことになるんでしょう。その場合には以下の手順になります。
1) 管理者モードで、コマンドプロンプトを起動
2) "netsh winsock reset" と入力してエンター

3) リセットをすると再起動を促されるので、再起動をして完了します

コマンドプロンプトの画面にもきちんとメッセージがでていますのでお分かりいただけると思いますが、リセット後は必ず再起動をしてください。自動では再起動はされません。
今回のこのケースは、うちの場合、Windows7(Ultimate)で発生した例ですが、Windows7に限らず、Windows8でも当然起こりうるエラーです。
そんな場合には、まずはイベントログ、サービスの確認...から。
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