![プロファイルの選択画面](https://pcclick.up.seesaa.net/image/O20070422-1-thumbnail2.jpg)
さてここで問題。OEは、ユーザーを作成する際に、パスワードの設定が可能になっています。パスワードを設定すると、ユーザーの切り替えの際にユーザーを選択した後、パスワードを入力しないと、そのユーザーでのログインができない仕組みになっています。これに対してOffice Outlookでは、プロファイルを作成する際にパスワードの設定といった項目がありません。ではOutlookではパスワードによる保護は不可能なのか?
いいえ、Outlookでは参照先になる個別の個人データフォルダへのアクセスにパスワード保護をかけることで、プロファイルを切り替えて起動し、データの読み込みに行く際にパスワードの入力を促すような形になります。
ということで今回はこの設定方法をご案内。画像では、Outlook2007ですが、基本的にはOutlook2002や、Outlook2003でも操作手順は一緒です。
<プロファイルの作成>
1)スタート>コントロールパネル>メール あるいは スタート>コントロールパネル>ユーザーアカウントと家族のための安全設定>メール と開きます
2)メール設定の画面が出たら、"プロファイル"のところの"プロファイルの表示"をクリック
3)"このコンピュータにセットアップされたプロファイル"のところに通常は"Outlook"(初期値)のものだけ。ここで、"追加"をクリックしてプロファイルを作成します
4)プロファイルが作成できたら、"Microsoft Office Outlookの起動時に使用するプロファイル"のところを、"使用するプロファイルを選択する"に変更しOKをクリック
*この後新規に作成したプロファイルのほうにアカウントを設定していくようなウィザードが起動しますが、そのままアカウントを設定してしまいましょう。
<パスワードの設定>
![データファイルの保存場所を表示させる](https://pcclick.up.seesaa.net/image/O20070422-2-thumbnail2.jpg)
1)Outlookを起動。パスワードを設定するプロファイルを選択してOKでログオンします
2)ツール>オプション>メールセットアップタブ>"データファイル"のところの"データファイル"をクリックして開きます
![個人フォルダへのパスワードの設定](https://pcclick.up.seesaa.net/image/O20070422-3-thumbnail2.jpg)
4)"パスワードの変更"をクリック。初めての設定であればパスワ
![パスワードの設定](https://pcclick.up.seesaa.net/image/O20070422-4-thumbnail2.jpg)
![パスワードを設定](https://pcclick.up.seesaa.net/image/O20070422-5-thumbnail2.jpg)
![プロファイル選択後、パスワード入力画面がでます](https://pcclick.up.seesaa.net/image/O20070422-6-thumbnail2.jpg)
便利なツールがありました。
PstPassword v1.02
http://cowscorpion.com/Security/PstPassword.html
困ったときには試す価値はありそうですね。
http://cowscorpion.com/Software/PasswordRecovery.html
*いろいろありますが、あくまでもご自身のために...