一般的に、国内で販売されているWindow8以降にプリインストールで搭載されているのは、Office Personal2013 あるいは Office Home & Business2013 といったものが中心になります。当然、その他のEditionが搭載されているケースもあるかもしれませんし、またPC用にRetail版のOffice Professional 2013もあれば、Office365のような形で提供されているOfficeProPlus2013もあります。
とりあえずこれらの商品は、そのEditionによって搭載されているコンポーネントに違いはあっても機能面での制限などの大きな違いはありません。
先日、ちょっと取り上げたOffice Web Appsなんていうものもありますが、これはさらに機能が制限されている無料版のOffice製品です。こちらとの違いについてはまた別途ご紹介いたします。
さて今回取り上げたOffice2013RTですが、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、そしてOneNoteと、その製品構成的には Office Home & Busuness2013と同じになります。
しかし、タブレット端末向けに提供されているOffice2013RTは、動作環境がタブレットということもあって、タブレット用のOS上で動作するという動作環境の違いにより、利用できない機能があります。先日取り上げた、Office Web Appsも含めて機能的な比較をすると...
Offoce2013 > Office2013RT > OfficeWebApps
といったような感じになります。
今回取り上げたOffice Home&Business 2013 と Office2013RTの違いについての詳細は、参照させて頂いた "Office 2013 RT の紹介" の中の、"Office 2013 RT で使用できない Office Home および Student 2013 の機能にはどのようなものがありますか" をまとめたものです。
Office2013 と Office2013RT の違い
同じ製品構成のOffice Home & Business2013 と Office 2013RT として、両者を比較してみました
利用可能
利用不可
制限あり
に分類してみました。
注) 制限あり:同じ機能は利用できないが、それに代用する手段・方法がある。あるいは、新規に導入する機能はないが、作成されたデータに導入されている場合には機能するなど、完全に同じように使えるわけではないものの、利用が不可でもないケース
ちょっと前にも取り上げましたが、はがき作成のウィザードなどはWord2013RTにはありません。これなどは、一般の利用者にとって、まさにOffice2013とOffice2013RTとの違いで、気がつきやすい部分かもしれません。注意が必要ですね。
<参照>
・Office Home & Business
・Office 2013 RT の紹介
・Office 2013 の新機能
・Office製品ラインアップ
- Microsoft 365 の「Copilot」を無効にしたい 〜 Window..
- Microsoft 365 Personal/Family クラシックプラン
- Microosft 365 Personal/Family プランで「Copil..
- Microsoft 365 管理センターのサインインに多要素認証が必須に!
- Microsoft 365 Family に切り替えたらライセンスが外れた.....
- Office のトラブルシューティングツールの仕様変更
- Word と PowerPoint で、Copilot のプロンプトに画像が追加..
- Microsoft 365 Personal を Microsoft 365 F..
- コピーしたはずなのにコピーできていない
- 2025年はサポート終了ラッシュ。Office 2016/2019 もサポート終..