Internet Explorerで、Microsoftアカウントなどのログイン画面に入ろうとする時に、いつのころか? パスワードの覧に、目玉のマークがついていたのにお気づきでしょうか?
通常パスワードは見えないように、●や*などのマークになってしまい、注意して入れないと正しく入力されているかどうかは確認出来ません。
これまでであれば、入力間違えを防ぐために、メモ帳などに入力し、確認してから、コピー&ペーストなんて方法もとっていました。
実はInternet Explorer10 から対応しているもので、この目玉のマークをクリックすると、クリックしている間だけパスワードが表示されると言うものです。
Internet Explorer9までは、対応していなかった機能です。パスワード入力欄のテキストボックスで、「input type="password"」 と指定されてるところでこの目玉のマークが表示される訳です。
同様に、 「input type="text"」と指定されている場合には、×マーク(クリアマーク)が表示されます。
この目玉マーク、一度表示させると次には出てこなくなります。
ただしその場合でも、一旦パスワードを消して、さらにユーザー名などの他のテキストボックスを一旦クリックしてから、再度パスワード欄をクリックして入力し直せば表示されるようになります。
さてこのあとはホームページを作る側での情報になりますが、IE10以降こうして表示・確認出来るようになったものをIE9までの時のように表示させたくない。
そんな場合には、CSSにて対応が可能です。
クリアマーク(×マーク)
input::-ms-clear
{
visibility:hidden
}
目玉マーク
input::-ms-reveal
{
visibility:hidden
}
をCSSに追加していただくことで表示されなくなります。
<参照>
・Internet Explorer 10/ウィキペディア
・★HTML5タグリファレンス
【関連する記事】
- いよいよあと数時間で、Internet Explorer 11 の完全無効化へ
- Internet Explorer 11 がいよいよ無効化へ
- 2つの Internet Explorer 11
- Internet Explorer 11 のサポートが終了
- 動画サイトの利用環境
- Internet Explorer を起動したら、下部に、Microsoft E..
- IE11での Office for the web のサポートが終了、アクセスで..
- Internet Explorer 11 で、PDFファイルが開けない
- Internet Explorer のサポート終了は、プラットフォームにもよる
- Internet Explorer のサポートは、2022年6月15日に終了