2013年12月17日

WordとExcelで年賀状を作成する時には注意が必要 Part2

前回、Office Home & Business 2013RTのWord2013RTでは、はがき作成ウィザードが利用できないことをご紹介しました。

WordとExcelで年賀状を作成する時には注意が必要 Part1

ウィザードは確かに利用できませんが、例えば昨年、ウィザードで作成したExcelのデータと、Wordのデータは、そのまま利用できます。

20131217-1.jpg

要するにウィザードで自動的にやるような設定に制限がかかっているだけで、できあがったものについては、基本的にフィールドコードで差し込み印刷が利用されているだけなので、Word2013RTでも問題ないってことですね。

また、仮に過去にはがき作成ウィザードで利用したWordデータがあれば、フィールドコードを削除して、その枠組みだけを利用して、改めてExcelなどで作成した住所録データを利用して差し込み印刷にて、住所録などを指定してフィールドを挿入すれば、きちんとはがきに印刷もできるようになります。

20131217-2.jpg20131217-3.jpg

ただし、普通にフィールド挿入しただけでは、住所などで利用した数値などは、漢数字になりません。せっかく縦書きですから、漢数字にと言う場合には、以下の手順で調整する必要があります。

1) Alt + F9 としてフィールドコードを表示させます
2) 下記の例では、"住所1" というフィールドがありますので、このあとを、半角のスペースを入れたあとに、"¥v" を付け加えます
3) Alt + F9 で再度フィールドコードを非表示に戻せば、きちんと漢数字になっているはずです

年賀状シーズンまっただ中。はがきのデザイン面については、新規作成画面からオンラインテンプレートを検索すると、年賀状用のサンプルもありますから、こちらもご利用頂けます。絵とのイラストなどもインターネットで検索すると無料で利用できるイラストや写真がたくさんありますから、そうしたもので代用が可能です。

20131217-4.jpg

ぜひ、すばらしい年賀状を作成してみて下さい。

<参照>
フィールド コード : MergeField (フィールドの差し込み) フィールド
posted by クリック at 20:47| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Word | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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