2013年11月29日

旧バージョンのATOKが原因で、WordやExcelで入力しようとすると "動作を停止しました" となって、プログラムが終了してしまう

当然、多くのユーザーの方々はそんな無茶なことしないでしょうから、Windows8 あるいは、Windows8.1 への対応状況を確認してインストールされているはずなので問題ないと思いますが、たまたまそうした症例を確認しましたので、ご紹介させて頂きます。

− 今回の症例とその利用環境 −
Windows8/64ビット版
Office Home & Business 2013
Microsoft IME(IME2012)
一太郎2008
ATOK2008

この環境下で、Word2013で新規文書作成画面を出して、文字入力をしようとすると、"動作を停止しました" となりました。またExcel2013についても同様で、新規のワークシートを出して、いずれかのセルをクリックしてアクティブセルにし、日本語入力に切り替えたところで、"動作を停止しました" となって終了してしまいました。

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JustsystemのWindows8の対応表では、せいぜい、一太郎2010、ATOK2010以降の情報しかなく、さらに一太郎2010、ATOK2010ですらともに、Windows8には、非対応となっています。

JustSystems - ジャストシステム製品の Windows 8.1 / 8 対応状況

上記のサイトにあるとおりです。

ちなみに今回の 一太郎2008&ATOK2008 については、Windows7の段階でも完全には、対応しなくなっています。一部制限がかかるようですね。

JustSystems - ジャストシステム製品の Windows 7 対応状況

ただし、

"対応していない" = "全く利用できない"

というものでもないのですね。困ったことに...。

今回、Windows8上で確認する限り、一太郎2008にしても、文書の新規作成、データ編集などは可能でした。実際にその方も、昔のPCで作成した一太郎のデータを開いたり印刷していたりしていた様子。ATOK2008も、WordやExcel以外のものではエラーもでずに利用できるものもあったりする。もちろんCDを使ってインストールも出来てしまうわけです。

そんな中途半端な状況だから余計、"大丈夫なんじゃない?" って思ってしまうんでしょうね。

古いPCで使用していたデータとの互換性という部分で、どうしても必要になるケースはあるのかもしれませんけど、とりあえずメーカーでも対応していないと公表しているので、ご利用になる方はそのあたりのリスクを十分認識の上、ご使用ください。
逆に必要であれば、一太郎にしても、ATOKにしてもきちんとWindows8に対応した最新のバージョンをご利用頂くことをおすすめいたします。余計なトラブルに巻き込まれないために、また大切なデータが破損したりしてしまわないために。

ちなみに、今回のケースでは、ATOK2008さえ使わないようにすれば、Wordにしても、Excelにしても問題なく利用できていました。もちろん、どこまで問題なく利用できるものなのか? については、わかりませんが...
posted by クリック at 01:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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