Windows8/8.1、あるいはWindowsRT8/RT8.1に搭載されているIMEは、IME2012。当然ながらこれにも郵便番号辞書が搭載されております。
Microsoftからも提供されておりますが、以前に比べればよくなりましたが、それでも若干最新のものとはずれていることには違いがありません。毎月のように更新されるわけですから、まぁ更新が追い付かないのは仕方ないのかもしれません。
現在(2013年11月23日現在)提供されている辞書データは以下の通りです。
・IME アップデート:郵便番号辞書(2013 年 11月版 ) (Windows 7 用
ただしこれは、IME2010用に提供されている辞書データ。またそれにしても、2013年5月に公開された情報をもとに作成されております。
ただし、Windows8/8.1やWindowsRT8/RT8.1用には、Windows Updateで提供されるはずですが特にありません。
現在導入済みの辞書のバージョンなどは以下の通りです。

さて郵便番号も以前に比べれば変更なども落ち着いてはいますが、全くないわけでは当然ありません。毎月のように変更されてますので、これを常に最新の状態で利用しようとする場合には、以下のような方法があります。
1) 自分で郵便番号辞書を作成する
2) 無償で配布されてている辞書を導入する
では具体的に見ていきましょう。
1) 自分で郵便番号辞書を作成する
これには、以前にも紹介したことのあります "郵便番号CSVデータ作成プログラム(郵便番号CSV/MDB作成) と MS-IME辞書登録" が利用できます。
・郵便番号CSVデータ作成プログラム(郵便番号CSV/MDB作成) と MS-IME辞書登録/kenken_yの部屋
・郵便番号辞書作成
こちらのツールもWindows8.1で利用可能なこと確認いたしました。
2) 無償で配布されてている辞書を導入する
こちらも以前に紹介したことがありますが、以下のサイトで配布されている辞書が利用可能です。
・Ufuidotnet(うふい.net) MS-IME用郵便番号辞書
こちらで配布されているデータは常に更新されておりますので最新のデータが入手できます。
ただしここで一つ問題です。
実は、WindowsRT8/RT8.1の場合には、これらもそのままでは利用できません。1)で紹介したツールは、動作しません。また、2)で紹介したデータも実行ファイル形式で配布されており、利用できませんので、いずれの場合も他のPCを利用して辞書ツールで作成,あるいは解凍されたファイルの中から辞書ファイルを取り出して、USBメモリなどを利用して辞書をPCに取り込んで登録します。
【データの登録】
1) ますはできがった辞書データを他の辞書データと同じところに移動します。場所は以下の通りです。
Cドライブ>Windows>IME>IMEJP>DICTS

2) 通知領域の言語オプションのアイコンを右クリックしてプロパティを表示し、さらに詳細設定をクリックします。


3) MicrosoftIMEの詳細設定のダイアログが表示されたらあとは追加をクリックして辞書を追加します。


ということで、郵便番号辞書を最新にすることができますので、お試しください。
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