2013年11月02日

モバイル回線を利用したWindows8.1へのUpdateにはご注意を!

Windows8.1の配信が始まって多くの方がWindows8.1へのUpdateをされております。もちろんどんどんUpdateしていただいていいんですが、モバイル回線をご利用の場合注意が必要です。

Windows8.1にUpdateする場合には、3Gb以上(WindowsRT8.1で2Gb超)のプログラムをダウンロードしてインストールすることになります。通常のWindows Updateとは比べ物にならないぐらい大きなプログラムファイルです。

以前、このブログでも取り上げましたが、モバイル回線の中でもWiMax(一部、高速通信に制限がかかるものもあります)を除くとイーモバイルのモバイル回線にはある一定パケットを超えると制限がかかります。
またスマートフォンをテザリングでご利用の場合にも7Gbなどの制限があります。この場合、すぐに制限がかかるわけでもありませんが、詳細はご利用のスマートフォン各社のホームページなどでご確認ください。

モバイル環境と通信制限

イーモバイルの場合:

・EMOBILE 4Gコース
前日までの3日間のご利用通信量が839万パケット(約1GB)以上
----- 当日6時から翌日6時まで

・EMOBILE LTE 3Gサービス
24時間ごとのご利用通信量が300万パケット(約366MB)以上
----- 当日21時から翌日2時まで

ご覧いただければわかるように、Windows8.1をダウンロードしただけで、すでに制限を大幅に超えるわけですから、"EMOBILE LTE 3Gサービス" の場合で夜の9時以降の利用には帯域制限がかかります。コースによっては、まる1日制限がかかるわけです。実際に制限がかかるとどの程度の速度になるのか?公表されてませんが、いくつか、実際に確認した例でいえば、その通信速度が平均12kbpsの例や、2kbpsまで落ち込むケースもありました。どんな通信にでも制限がかかるわけではありませんので、詳細は、通信サービス各社のHPなどでご確認ください。

正常にUpdateが完了した場合でも、Update後の動画閲覧などのインターネット利用は難しいのが現実。夜、動画サイトを見ようとしても見られないということが起こりえます。
さらにそれでも、正常にUpdateが完了すればいいのですが、途中で失敗したとかで、再度トライするとなると、多くの場合データのダウンロードについては、その時点で制限がかかり、一向にダウンロードが進まないという事態になります。最近無料配信が始まったAppleのOS X Mavericks(5.2Gb)などもモバイル回線ではまず難しいですね。

Updateをやった後から、インターネットの接続がどうもおかしいという方。UpdateしたWindows(OS)やIEが悪いのではなく、もしモバイル回線利用の場合には帯域制限がかかっている可能性があります。なのでこれに引っかかってしまった場合には、とりあえず時が来るまで待つしかありません。引き続き何かを試される場合には制限される時間帯を外してご利用ください。モバイル回線は用途や時間を考えて使う必要があります。

最近、Updateに失敗して、やり直そうとしてもダウンロードがまともにできないケースをよく見かけるため取り上げてみました。モバイルルーターの管理画面などで、Link速度を確認できるものもあるようなので、遅いな?と感じたら一度確認してみることをすすめいたします。

<参照>
通信の制限について
posted by クリック at 23:46| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows8.1/RT8.1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック