使い終わった後に、キャッシュや閲覧履歴を削除したり...うっかりサインアウトし忘れたりすると、とんでもないことになりかねません。
さてそんな時に便利な機能が、Internet Explorer(以下IEと略)でいうところの "InPrivate ブラウズ" という機能。
どんな機能か?というと、簡単に言えば、IEでサイトにアクセスをした際に入力されたIDやパスワード、閲覧履歴などを残さないで利用できるようにするもの。
"InPrivateブラウズ" を選択すると、別ウィンドウが立ち上がります。このウィンドウで展開されるものについては、この機能が適用されます。現在開いているウィンドウが適用されているかどうか?は、アドレスバーの先頭の所に、"InPrivate" という文言がみられるかどうか?で判別がつきます。
さて、このInPrivateブラウズですが、Windows8の場合、デスクトップのIEから起動する場合と、スタート画面のWindowsアプリのIEから起動する方法では微妙に呼び出し方が違います。
以下のNECのサポートページにもありますが、Windowsアプリの場合には、
1) IEを起動し、画面上で右クリックする
2) ナビゲーションバーが表示されるので、"タブツール" クリックします
3) そして、"新しいInPrivateタブ" をクリック

4) すると、"InPrivateブラウズは有効です" と別のタブの画面が表示されます
といった具合です。
デスクトップのIEの場合には、
ツール>セーフティ>InPrivateブラウズ として起動します。

言い方は異なりますが、IEに限らず他のブラウザでも、同様の機能があります。詳細は今回参照させて頂きました以下のサイトをご参考ください。
* 今回本件をまとめていて気がついたんですが、IE11(Windows8.1RTM)の場合、ファイルメニューから、"InPrivateブラウザーで開く" というメニューが加わっています。
ただし、これをクリックしても、"InPrivateブラウズ" の画面がでるわけではなく、単にWindowsアプリのIEが開くだけのようです。
きちんと確認は取れてませんが、どうもこれはプログラム側の問題っぽいですね。正式に、10/18にWindows8.1/IE11が登場したら再度確認してみたいと思います。
<参照>
・InPrivate: よく寄せられる質問
・Internet Explorer 10でInPrivate ブラウズを有効にする方法
・ネットでプライバシーを守るために、プライバシーモードを使おう!
・Internet Explorer 8のInPrivateブラウズ・モードとは/@IT
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