PC内の何かしらのファイルが暗号化されているから表示されるわけですが、こうした場合にはまず何が暗号化されているのかを確認する必要があります。
手順としては以下の通りです。
1) Windowsキー + R にて、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを開きます
2) "名前" のところに "cmd" と入力して、OKをクリックし、コマンドプロンプトの画面を表示します
3) "C:¥Users¥(ログインユーザー名)>" とあるところに、 "cipher /u /n" と入力しエンターを押します
4) 暗号化されたファイルの検索が始まって、しばらくすると検索結果が表示されます。必ずしも暗号化されたファイルがあるわけではなく、症状の出ていないPCで確認すると、暗号化されたファイルは検出されませんでした(右の画像)。
今回検索された結果を見ると、IME関連のファイルでした。確かにファイルの場所をたどってみると暗号化されていることがわかります。
暗号化してバックアップしているものであれば画面に従ってキーのバックアップをとっておいてください。また暗号化が不要な場合には、以下で参照させていただいた情報にもあるように暗号化を解除することも可能です。
<追記 2013/10/08>
今回の私のケース、このPCでは普段はATOKなので、MS-IMEは基本的に使ってはいませんからなぜか?と思ってさらに確認したところ、該当の辞書データは、MS-IMEに追加された、Outlookの連絡先の辞書ファイルでした。
MS-IMEのプロパティを開いて、見慣れない辞書がはいっていたので情報を確認。
まぁ所在がはっきりすればとりあえず一安心。
今回の様なダイアログが表示された場合には、まずはそのファイルの詳細から確認ってことになります。不要なものであればもちろん削除しても問題ありませんが、よく確認しないで削除してしまうと、それが要因でまた別のエラーへとつながる可能性がありますのでご注意ください。
<参照>
・暗号化ファイル システム (EFS) の証明書をバックアップする
・「暗号化ファイルシステム−ファイル暗号化キーをバックアップしてください」と表示されました
・ファイルやフォルダの暗号化属性を設定/解除する方法<Windows Vista(R)>
・暗号化ファイル システムの最善の使用方法
・ファイル暗号化の証明書とキーをバックアップしてください。の表示について
・ファイを暗号化する
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ありがとうございました。