2013年09月10日

検索プロバイダーを変更する【WD2013】

検索プロバイダーといっても、今回ご紹介するのはWord上におけるものです。

海外のサイトですが、面白そうなTIPがありましたので、日本語版の Word2013 にて確認してみました。
このTIP自体は、OutlookのTIP例として紹介されておりましたが、Wordでも同様に設定が反映されますので、こちらでは、Wordの例としてご紹介させて頂きます。
当然、この設定変更により、Outlook2013のメッセージ文面のキーワードを右クリックして表示される検索プロバイダーも変更されます。

20130910-1.jpg

上記のキャプチャー画像のように、Word2013では、キーワードをドラッグして右クリックすると表示されるメニューの中に、"Bingで検索" という項目があって、直接ネットを経由してBingで検索することが可能になっています。

Bingを普段からご利用の場合には、これでも全く問題ないのですが、普段からよく利用するのは、Googleだし...とか、Yahooの方を使うので... という方向けにこの設定を他の検索プロバイダーに変更してしまう設定についてのご紹介です。

レジストリ操作は必要になりますが、さほど難しくないので、ご興味のある方はぜひお試しください。

今回、この検証に利用したPCは、Windows8.1Preview & Word2013 という環境です。

1) Windowsキー + R にて、ファイル名を指定して実行ダイアログを表示し、"regedit" と入力し、レジストリエディターを起動します

2) 次に、
HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Office¥15.0¥Common¥General
とたどっていきます

3) 右ペインの中で右クリックし、新規>文字列 とし、"SearchProviderName" という名称のキーを作成します
20130910-2.jpg

4) 次にこれを開いて、"値" の所に、変更したいプロバイダーの名前を入れますが、今回は、"Google" としてみました
20130910-3.jpg

5) 次に再度 3) の時と同様に右クリックし、新規>文字列 とし、"SearchProviderURI" という名称のキーを作成します
20130910-4.jpg

6) 次にこれを開いて、"値" の所に、変更したいプロバイダーのURLを入れますが、今回はGoogleなので、"http://www.google.co.jp/search?q=" と入力します

7) あとはOKで閉じて、Wordを開き、キーワードをドラッグした上で右クリックして確認してみてください。Bing検索から、ご指定の検索プロバイダーに変更されており、きちんとクリックすると検索サイトに飛ぶはずです
20130910-5.jpg

また元に戻したい場合には、今回追加した、"SearchProviderName" と "SearchProviderURI" というキーを削除すれば元通りに戻ります。

Wordがまた一つ便利になりますね...

9/10 19:31 更新
おっと、MSのサポートページにもありましたね。追加でリンクを貼らせてもらいました。

<参照>
Change the Search Provider in Office 2013/Outlook Tips
Word 2013 で、既定の検索エンジンを構成する方法
posted by クリック at 17:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Word | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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