海外のサイトですが、面白そうなTIPがありましたので、日本語版の Word2013 にて確認してみました。
このTIP自体は、OutlookのTIP例として紹介されておりましたが、Wordでも同様に設定が反映されますので、こちらでは、Wordの例としてご紹介させて頂きます。
当然、この設定変更により、Outlook2013のメッセージ文面のキーワードを右クリックして表示される検索プロバイダーも変更されます。
上記のキャプチャー画像のように、Word2013では、キーワードをドラッグして右クリックすると表示されるメニューの中に、"Bingで検索" という項目があって、直接ネットを経由してBingで検索することが可能になっています。
Bingを普段からご利用の場合には、これでも全く問題ないのですが、普段からよく利用するのは、Googleだし...とか、Yahooの方を使うので... という方向けにこの設定を他の検索プロバイダーに変更してしまう設定についてのご紹介です。
レジストリ操作は必要になりますが、さほど難しくないので、ご興味のある方はぜひお試しください。
今回、この検証に利用したPCは、Windows8.1Preview & Word2013 という環境です。
1) Windowsキー + R にて、ファイル名を指定して実行ダイアログを表示し、"regedit" と入力し、レジストリエディターを起動します
2) 次に、
HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Office¥15.0¥Common¥General
とたどっていきます
3) 右ペインの中で右クリックし、新規>文字列 とし、"SearchProviderName" という名称のキーを作成します
4) 次にこれを開いて、"値" の所に、変更したいプロバイダーの名前を入れますが、今回は、"Google" としてみました
5) 次に再度 3) の時と同様に右クリックし、新規>文字列 とし、"SearchProviderURI" という名称のキーを作成します
6) 次にこれを開いて、"値" の所に、変更したいプロバイダーのURLを入れますが、今回はGoogleなので、"http://www.google.co.jp/search?q=" と入力します
7) あとはOKで閉じて、Wordを開き、キーワードをドラッグした上で右クリックして確認してみてください。Bing検索から、ご指定の検索プロバイダーに変更されており、きちんとクリックすると検索サイトに飛ぶはずです
また元に戻したい場合には、今回追加した、"SearchProviderName" と "SearchProviderURI" というキーを削除すれば元通りに戻ります。
Wordがまた一つ便利になりますね...
9/10 19:31 更新
おっと、MSのサポートページにもありましたね。追加でリンクを貼らせてもらいました。
<参照>
・Change the Search Provider in Office 2013/Outlook Tips
・Word 2013 で、既定の検索エンジンを構成する方法
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