2013年09月04日

クイック修復とオンライン修復

Office2013の場合、何からの不具合が発生し、従来のOffice製品にあった "アプリケーションの自動修復" を行う場合、コントロールパネルを開いて、プログラムのアンインストールから、Office2013を選択して、"変更" をクリックして行います。

このアプリケーションの修復には、クイック修復とオンライン修復の2つが用意されております。

順番としては、クイック修復を試しても、改善しない場合にはオンライン修復を試してみるという手順になる訳ですが、この二つの修復は何が違うのか? 確認してみました。

クイック修復:インターネットの接続が不要。プログラム自身の修復機能を利用するので、発生しやすいトラブルについては修復可能ではあるものの、改善しないケースもあります。

オンライン修復:インターネット接続が必要。必要に応じて再度プログラム自身をインターネットから取り込み直して修復します。場合によってはライセンス認証などもやり直す必要も出てきます。

オンライン修復の場合には、修復が必要と思われるプログラムなどを再度ダウンロードして自動的に入れ直すので、場合によっては一端削除され、インストールの時のような手順で再度導入し直すことになる場合もあり、ライセンス認証などもやり直しになるケースもあるようです。

今回たまたま、Excel2013が起動しないという相談のあった人のケースでは、Excelをクリックしても全く応答なく、エラーの表示もない状態でした。またセーフモードでも起動できない状況。
クイック修復では全く症状は改善せず、このオンライン修復で復旧しましたが、その過程を見ていると、一旦アンインストールされて再度インストールが始まっていたようで、"新しいOfficeへようこそ"が流れ出して、最初にインストールする手順を踏んで進み、最後のところでライセンス認証へ。完了後は正常に動作するように復帰しましたが、ライセンス認証を再度する必要がありました。

この両方の修復作業をやっても、それでもダメだという場合には以前にも紹介したように、一旦Fix Itなどを利用してアンインストールした上で、再度Myアカウントにサインインして、インストールし直すといった流れになります。

Office2013Previewを削除する
Office2013を再インストールする

* ここでちょっと新し発見が... Office Home and Business 2013 のようなプリインストール版では、今回参照させて頂いたソニーのサポートページにもあるような感じで、クイック修復とオンライン修復の画面に移行していました。しかし、手元のOffice2013 Professional Plus(Windows8 Enterprise)の画面でプログラムの変更をすると、修復の項目はあるものの、クイック修復やオンライン修復の画面がでずに修復が進行して完了してしまいました。
若干、プリインストール版と違うケースもあるようなので、その場合には再度検証の上取り上げさせて頂きます。

<参照>
画面 - Office2013 の修復
Office プログラムを修復する
[Office 2013]Office 2013の概要・操作方法
Office 2013 の既知の問題
posted by クリック at 11:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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