2013年09月03日

Surface(RT)ではWindows Media Video(WMV形式)でも再生ができない動画もある

Surface RTか? Surface Proか?によっても若干異なります。なので、今回ご紹介するのはあくまでも、Surface RTでのケースになります。
たまたま手持ちの動画データをSurfaceに入れて持ち出そうとした際に、Windows Media Video形式のファイルであっても、SurfaceRTで再生できないものがあったため、今回取り上げてみました。

20130903-1.jpg20130903-2.jpg

そこで動画データのコーデックの詳細を、Mediainfoというフリーウェアを利用して確認したところ、再生が出来ずにエラーで終了してしまうものは、WMV2という古いビデオコーデックを利用していることが判明。

20130903-3.jpg20130903-5.jpg

再度、Widnows Media Encorder9にて変換して、ファイルを書き出したところ、無事再生ができるうようになりましたが、Windows Media Video(WMV)のものでもあっても、WMV1、WMV2、そしてWMV3(VC-1)のように微妙にコーデックに違いがあることがわかりました。(左:WMV2 右:WMV3)

WMV2のWindows Media Videoのデータであっても、Windows8.1Preview(with Media Center) では問題なく再生ができていたので、Windows8でクリアできればOKなのかな?と思ってましたがだめなんですね...
同様に、MPEGのビデオは、MPEG video (Ver.1) /MPEG2 ともに、やはり同様に再生ができないようです。

20130903-4.jpg

以下の"Surface でサポートされるファイル形式"にもありますが、ここで言う、WMV7、WMV8、WMV9は以下の通りです。

WMV7 = WMV1
WMV8 = WMV2
WMV9 = WMV3

ということで、結果的には一度、他のPCなどを利用して、Windows Media Encorder9などで、WMV3のWMV形式に変換すれば再生可能になります。いくつか無料版のストアアプリをインストールして試しましたが結果的にはどれも再生が出来ませんでした。

今まで過去に自分で作成されたWMV形式のファイルであったり、一部のエンコーダーなどで変換したWMV形式の動画ファイルだったりする場合には、再生が出来ないものもありそうなので、そんな場合には、まずはどんなコーデックが利用されているか?などを確認してみるといいかもしれませんね。
今回は、Windows Media Encoder9を利用しましたが、この他にも、Expression Encoder4や、各種コンバーターなどを利用すれば、Surface RTで利用可能な形式に変換することも可能になります。

<参照>
Surface でサポートされるファイル形式
Windows Media Video
WMV9 VCM/良く利用されている動画コーデック
Windows Media Video/Wikipedia
posted by クリック at 12:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Surface | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック