2013年07月24日

インターネットオプションの設定を制限したい

インターネットオプションの設定を制限したい。つまり勝手に変更できないようにするにはどうしたらいいのか?
一般的には、グループポリシーを利用すれば、制限が可能です。ただし、Windows7Pro以上など、OSによってもグループポリシーによる設定ができる場合とできない場合があります。
多くの方が、利用されているWindows7 Home PremiumやWindows8(Proじゃない方)などの場合にはこのポリシーでの設定が利用できないため、レジストリによる設定が必要になります。
20130724-1.jpg
* ホームページの設定を制限した例

さてその設定を見ていきましょう

1) Windowsキー + R にて、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを表示
2) regedit と入力し、レジストリエディターを起動します
3) HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Policies と開きます
4) ここに、Internet Explorer というキーを作成(キーがない場合に作成します)
5) さらに、Control Panel というキーを作成
20130724-3.jpg
6) Control Panel の中に、HomePage などのキー DWORD(32ビット)を作成
7) 値のデータを "1" に変更しOKで閉じます
20130724-2.jpg
8) PCは再起動しなくても、IEを起動するなどして、インターネットオプションを確認してみてください  *IEが開いていたら、いったん閉じて開き直します

この Control Panel に

HomePage: ホームページの枠内
Settings: インターネット一時ファイル
History: 履歴
Cache: インターネット一時ファイル
などのキーを作成して、その値を "1" にすると制限がかかるようになります。

他にも、
20130724-4.jpg20130724-5.jpg
Proxy: 接続タブのLANの設定を開いた場合のプロキシの設定
Advanced: 詳細設定タブの全項目

といった形で制限がかけられるようになります。

* 今回は、Windows8.1Preview/Internet Explorer11Preview の環境にて確認いたしました。

<参照>
レジストリの設定による制限
Internet Explorerのプロキシ設定を常にグループ・ポリシーで強制したい
posted by クリック at 00:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Internet Explorer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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