一般的には、グループポリシーを利用すれば、制限が可能です。ただし、Windows7Pro以上など、OSによってもグループポリシーによる設定ができる場合とできない場合があります。
多くの方が、利用されているWindows7 Home PremiumやWindows8(Proじゃない方)などの場合にはこのポリシーでの設定が利用できないため、レジストリによる設定が必要になります。
* ホームページの設定を制限した例
さてその設定を見ていきましょう
1) Windowsキー + R にて、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを表示
2) regedit と入力し、レジストリエディターを起動します
3) HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Policies と開きます
4) ここに、Internet Explorer というキーを作成(キーがない場合に作成します)
5) さらに、Control Panel というキーを作成
6) Control Panel の中に、HomePage などのキー DWORD(32ビット)を作成
7) 値のデータを "1" に変更しOKで閉じます
8) PCは再起動しなくても、IEを起動するなどして、インターネットオプションを確認してみてください *IEが開いていたら、いったん閉じて開き直します
この Control Panel に
HomePage: ホームページの枠内
Settings: インターネット一時ファイル
History: 履歴
Cache: インターネット一時ファイル
などのキーを作成して、その値を "1" にすると制限がかかるようになります。
他にも、
Proxy: 接続タブのLANの設定を開いた場合のプロキシの設定
Advanced: 詳細設定タブの全項目
といった形で制限がかけられるようになります。
* 今回は、Windows8.1Preview/Internet Explorer11Preview の環境にて確認いたしました。
<参照>
・レジストリの設定による制限
・Internet Explorerのプロキシ設定を常にグループ・ポリシーで強制したい
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