2007年03月26日

原稿用紙の設定では拡張書式が利用できない(Word2007)

原稿用紙の設定ダイアログWord2007で便利になったものの一つに原稿用紙の設定があります。以前はウィザードを起動して原稿用紙の設定をつくっていましたが、Word2007からはボタン操作一つであっという間に白紙の用紙が原原稿用紙が作成された稿用紙の仕様に。
これは非常に便利な部分、でも不便になった部分も...

原稿用紙画面の作成については、Word2007のリボン上の"ページレ文章を入力してみたイアウト"タブから、"原稿用紙設定"をクリック、マス目の有無、行数・文字数、用紙サイズ、印刷の向きを決めてOKを押せば、ハイ出来上がりという具合。
従来(Word2003)までのように新規作成からテンプレートを呼び原稿用紙の設定のされていないものから、コピーすると問題なく設定はできる出して、原稿用紙ウィザードを起動してなんていう手間が一気になくなったのは非常に扱いやすくなったところでもあります。Word2007では新規作成からテンプレートを探しても原稿用紙ウィザードはなくなっています。

Word2002で作成した文書で試してみる1しかしここで問題も。現在確認している限り、この原稿用紙設定の画面になってしまうと、様式に合うようにきっちり書式が決まってしまうようで、フォントサイズの変更や、拡張書式という機能などが利用できなくなってしまいます。フォントサイズが変更されると文字間や行間にも影響してくるし、拡張書式の一部の機能はやはり行間に影響がでてくるものもあるので、わからないでもないのですが、そこまで制約を受けると使いやすいのか、使いづらいのか微妙なところです。
Word2002で作成した文書で試してみる2
Word2003までのバージョンで、原稿用紙を作成。これをWord2007で開いた場合、互換モードで起動しますが、この場合にはこうした制約を一切受けず、設定の変更が可能です。ただしWord2007で原稿用紙を作成、これをWord97-2003形式で保存(互換モード)した場合にはやはり制約を受けて、設定はできません。
posted by クリック at 11:20| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | Word | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
通常の文書データであれば、拡張書式の適用が可能なので、この状態で一旦縦中横を適用。適用後に、ページレイアウト>原稿用紙の設定で設定していただく分には、原稿用紙の状態でも、縦中横の設定は維持されます。
ちなみにフォントサイズについては、通常の状態で大きくしてから原稿用紙を適用しても無視されてしまうようです。
Posted by クリック at 2007年05月10日 14:27
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