2013年05月03日

Office2013を利用中、パフォーマンスが低下する

Word2013を利用していて、罫線機能を利用して表組みを挿入したり、ワードアートを挿入した時など、パフォーマンスが低下して、応答なしになることがあるようです。
Excel2013では、ワークシートをスクロールする際、ワークシートに設定されているアニメーション効果が正常に再生される時があると思えば、これができないときがあったりなど。

実は今回取り上げた諸問題は、このOffice2013のハードウェアアクセラレータとPCのグラフィックス機能との関連で発生するものです。Office365でも当然同じことです。

ハードウェア アクセラレータを無効にする/Office 2013 および Office 365 のインストールに関する一般的なトラブルシューティング

上記のトラブルシューティングにも、問題が発生する場合には一度無効にしてみるようにあります。
以前取り上げた、Office2013の既知の問題の所では、やはり同様に"ハードウェアアクセラレーションが無効の効果"ということで、

"ハードウェア アクセラレーションが無効の場合、AirSpace デバイスはソフトウェア レンダリング (WARP) を使用してレンダリングを行います。このレンダリングは主に CPU に依存し、制約があるグラフィック カード リソースを使用するか、グラフィック カード リソースを使用しません。フレーム レートの低下とワーキング セットの増加につながる可能性があります。パフォーマンスは、メモリ、コア数、開いているアプリの数など、より CPU の特性に依存することになり、CPU リソースに負担をかける場合があります"("Office2013の既知の問題"より引用)

のように説明されておりますので、決して無効にすればいいという意味ではありませんが、ドライバを更新しても状況が改善されない場合など、これが要因の場合には、今回参照させて頂いたMSのサイトにもあるように一度無効にしてしばらくしてから再度有効にしてみるといった方法を試してみるといいようです。

他にも、

・Officeプログラムがぼやけて表示される
・画面のちらつきや点滅が発生する
・Officeプログラムがクラッシュする などなど
(以下の、"Office 2013 では視覚機能やビデオの品質がコンピューターによって異なる場合がある"より引用)

といった症状が確認されているようです。

もちろん本症状に対する対処法として、ハードウェアアクセラレータを無効にして見るのはその一つに過ぎません。その前の段階として、他にもドライバーの更新など、症状に応じていくつかの対処法が下記サイトにございますので、一通り確認してみることをおすすめいたします。


<参照>
Office 2013 クライアント アプリケーションのパフォーマンスと表示の問題
posted by クリック at 11:24| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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