今回は、Word2013のケースで取り上げますが、操作方法は若干違いがありますが、Word2000でも、Word2002でも、さらにWord2003でも一緒です。
今回、さらにフィードバックを兼ねて調べていると、新たな問題点も見つかりましたので、その対処法ということで、取り上げさせていただきました。
<縦書きレイアウトの変更方法>

通常は縦書きにすると、上記の様に左側が1ページ目、右側が2ページ目になります。


Wordのオプションダイアログを開いて、まずは言語を表示し、アラビア語などを追加します。
一旦再起動してから、同様にWordのオプションダイアログを開いて、詳細設定のところから、文書の表示のところを右から左に変更します。

こうすることで上記の様にレイアウトが変更されます。
上記で取り上げた方法で、正常に縦書きにした時に、右から左に読み進められるようになりますが、ここで今度は、追加した言語を削除してみます。

文字方向の調整を元に戻さずに、言語設定を削除すると、以下のように、文字方向の設定が反映したままの状態で言語のみ削除され、縦書きの場合には問題はありませんが、今度は横書き文書を作成した際に、この文字方向の設定が残ったままになるため、横書きレイアウトの文書を、閲覧モードや複数ページ表示にしたときに右から左になったままとなるため、閲覧する上で不自由になります。
ですので、言語設定が残っていれば必要に応じて文字方向を調整できますが、削除する場合には、文字方向は元に戻してから削除していただくことをお勧めいたします。
<参照>
・Wordで縦書きに設定、見開き表示した際に、ページが逆になってしまう
・Wordで縦書きに設定、見開き表示した際に、ページが逆になってしまう(2)
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