・Windows Essentialsの削除ツールとオフラインインストールツール
以前上記のようにご紹介させて頂いた、Windows Essentialsの削除ツールとオフラインインストールツール。
本日たまたま、Windows Liveメールが突然起動しなくなってしまったお客さんのサポートをしてた際に、これが非常に役に立ちました。
<症状>
デスクトップ上、スタートメニュー、さらには、Program Filesフォルダをたどって、Windows Liveメールのアイコンをダブルクリックして起動しようとしても、一瞬読み込んでいるようなそぶりを見せますが結果起動しない症状が発生してました。
タスクマネージャーを起動して確認すると、一瞬起動しかかったときには、確かにプロセスにも wlmail.exe が表示されてましたが、数秒後には消えてしまい、プログラムが全く起動せず。
エラーなどの表示も何もでない。もちろん、起動しなくなる前までは、Windows Liveメールは問題なく起動してメッセージも正常に送受信ができていましたので、メッセージストアにはデータがきちんと残ってました
<試したこと>
1) Winndows Essentials2012の修復:効果なし
2) プログラムの削除(コントロールパネルから削除)、そして改めて、MSのサイトからWindows Essentialsを再インストール:効果なし
*クリーンブートや、セキュリティソフトを停止しても状況は変わりませんでした
ここで気がついたことが一つ。
MSのサイトからWindows Essentialsのインストールをしようとダウンロードして実行。最初に、すべてのコンポーネントをインストールするのか? プログラムを選択してインストールするのか? 選択します。
ですが今回この際、Windows Liveメールのみだからと、インストールするプログラムを選択する方を選んで進みましたが、結果的に選択するためのチェックボックスが表示されず選択ができない状態でした。
そんなことを何度か繰り返して、ふとタスクマネージャーを開くと、画面上には何もないのにインストーラーが複数起動して中途半端にインストールが終了も、実行も出来ない状況でした。
一旦インストーラーをすべて終了して再度インストールするコンポーネントを選択しようとしましたが、結果的にはコンポーネントの選択ができませんでした。
そこで前回取り上げた削除ツールの登場!
1) アンインストールツールの実行
WindowsEssentialsの削除ツール:Windows Live Essentials何て言うように表示されてましたが、とりあえずかまわずそのまま実行。
もちろんきれいに削除してくれたようです。
2) オフラインインストールツールの実行
Windows Essentialsオフラインインストールツール
ということで、オフラインインストールツールを、オフラインようでしたが、そのままWeb上から実行。
今度は正常にコンポーネントの選択もでき、無事 Windows Liveメールのみインストールが完了。
そして...恐る恐る起動して見ると... 大丈夫でした。普通にWindows Liveメール2012も起動し、データも元通りのストアデータを読み込んで利用可能に復活しました!
ところで、Widnows Live Messangerのサービスは、4/8にSkypeに統合されるって言ってたのに、今だにこれがコンポーネントに含まれているってのは、外すのが追いついていないってことなんでしょうね...
どうせ使わないものだから、今後、こうしたコンポーネントの見直しもあるでしょうけど、それまでは、インストールするコンポーネントを自分で選択してインストールした方がいいのかもしれませんね...
【関連する記事】
- TLS1.0/ 1.1 が既定で無効化
- Windows の基本操作 Vol.2023-08-2 メモ帳のヘルプって見たこ..
- エクスプローラー の "クイックアクセス" をリセットする
- 2023年にサポートが終了する製品およびすでにサポートが終了した製品
- Windows の基本操作 Vol.2023-05-1 ストレージセンサーを利用..
- Windows の基本操作 Vol.2023-04-2 ペイント 〜 Windo..
- 「メール」アプリから、「Outlook for Windows」へ 〜新しい「O..
- 「メール」アプリから、「Outlook for Windows」へ 〜新しい「O..
- Windows の基本操作 Vol.2023-04-1 ディスクのクリーンアップ..
- Snipping Tool の録画機能が通常バージョンにて使えるようになりました..