事前にサーバー証明書を導入しておかないといけないサイトの場合、特にWindowsXPでは、証明書が正しく導入されていても、タイトルにあるようなメッセージが出てページが開けない場合があります。
実際に、
ツール>インターネットオプション>コンテンツタブ>証明書
と開いて
証明書の導入状況を確認してみてもきちんと導入済み。
さらに以下の要因でも取り上げられているようなクライアントPCの時計が狂っているといったこともない。
・Internet Explorer でセキュリティで保護された Web サイトにアクセスしようとすると、"この Web サイトのセキュリティ証明書には問題があります" と表示される
それでも同様のエラーになってしまう場合、その一つの要因としてルート証明書が更新されていないために閲覧が出来なくなってしまうことがあるようです。
でも、こうした証明書。通常はWindows Updateでやってくれるんじゃないの?と思う方も多いはず。
確かに、WindowsVista以降は、Windows Updateにて重要な更新の一つとして自動で更新してくれるようですが、実は、Windows XPでは更新してくれません。


WindowsXPで確認すると、通常 Windows Updateは、"高速" でやってたので、この更新プログラムが検出されてきていません。
が、カスタムでやってみると色々これ以外にもでてきます。必要なものはやはりカスタムでやる必要がありそうですね。
検出されなかったルート証明書の更新プログラムの一例:
Windows XP [2012 年 12 月] 用のルート証明書の更新プログラム (KB931125)
ということで、今回の様なケースにはWindows Updateを "高速" ではなくて "カスタム" でチェックして、該当のルート更新プログラムを導入してみて改善されるかどうか確かめてみる必要があるようです。
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