昨日までなんでもなく使えていたソフトが、翌日になったら突然開かなくなったとか、起動できなくなったとか。
そんな場合に、試される一つの方法として、プログラム自体を削除して、再インストールしてみるというものがあります。
セキュリティ系のソフトだったりすると、それにより設定が初期化されて、セキュリティソフトの設定が原因でエラーが起きていたり、インターネットにつながらなかったりしていたといった症状が改善するケースも多々あるのも事実。
さて今回取り上げる "Microsoft Security Essentials" は、マイクロソフトが一般ユーザー向けに配布している無料のウィルス対策ソフトです。ファイアーウォールは、OSそのものが、機能として持っているので、これにはファイアーウォールの機能はありません。
・Microsoft Security Essntials
さてこのMicrosft Security Essentials。他のウィルス対策ソフトでも同様ですが、上手く動作しなくなったりした場合に、やはり削除して再インストールなんて試すことになる訳ですが、Nortonやら、ウィルスバスターやら、McAfeeやらのように、専用の削除ツールなどはございません。
削除をする際には、通常、プログラムのアンインストールから削除することになりますが、Microsoft Communityなどを見ていると、ここから削除しようとしても削除できなかったりするケースも多々あるようです。
そんな場合の対処ですが、Microsoft Communityの質問の中、同フォーラムのモデレータの方が、その具体的な方法を提示されておりましたので、自身のための備忘録として取り上げさせて頂きました。
それが以下の様な方法です。ざっくりと説明させて頂きますが、詳細は以下のサイトをご参照ください。
1) Microsft Security Essentialsをダウンロードする
2) "ファイル名を指定して実行"(Windowsキー+R) を開いて、"cmd" と入力
3) 管理者としてコマンドプロンプトの画面を起動
4) 64ビット版Windows7の場合(一例)
mssefullinstall-amd64fre-ja-jp-vista-win7.exe /u
と入力し、実行
5) 後は、MSEのアンインストールウィザードに従って進みます
* OSによって、ダウンロードされるプログラム名は異なります
以上の手順でコマンドプロンプトから削除が可能ですので、コントロールパネルからやってみたけど削除が出来ない。という方はお試しになってみてください。
コマンドでプログラム名のみ指定してダメな場合には、さらに以下のサイトにもありますが、具体的にダウンロードしたプログラム名までのパスも含めて記述して試してみるといいみたいですね。
<参照>
・MSEがアンインストールできません/Microsoft Community
・Microsoft Security Essntialsのサポートページ
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