
Word2002以前では、JPEGなどの画像の回転はできませんでした。ソフトウェア上のそうした制約もあり、Word2002以降のバージョンで作成されたデータの中に挿入された画像が回転などされていた場合、こうした情報は失われてしまいます。

では、Word2000以前は全くそうした操作が不可能なのか? 実はWord2000でも回転

が可能な画像形式があります。クリップアートの一部などはこれが可能になっています。WMF形式の画像については、当然そのままではやはり回転などはできませんが、一度グループ化を解除し、再度グループ化することで画像データの回転ができるようになります。

Word2000ぐらいのものだと、まだまだ現役でご利用になっている方も多いはず。こうした操作が伴う場合には、バージョンによる互換性の違いについて注意が必要です。
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