2012年12月22日

McAfeeの再インストール

ちょっと不具合が多い同製品。頻繁に起きる不具合の一つに、McAfeeを起動すると、McAfeeの画面はでてくるものの、真っ白で何も表示されないってことがちょくちょくあります。
McAfeeのサポートページでも一応、12/18づけで更新されてでてますが、こうなると基本的には、きっちり削除して再インストールされた方がよろしいかと思います。

マカフィー・個人向け製品専用削除ツール(MCPR.exe)の使用方法

基本的には削除するなら、プログラムのアンインストールではなく、"MCPR" という削除ツールのご利用をお勧めします。

通常モードでうまくいかない、例えばアンインストールをやっていても、最後に "Incomplete"となってしまうような場合には、一旦PCをセーフモードで起動して実行してみましょう。このツールはセーフモードでも動作します。

このMcAfee。トラブルになるとよくある症状としては、

・McAfeeの画面が真っ白
・McAfeeのアイコンをダブルクリックしてもセキュリティセンターの画面が出てこない
・McAfeeは正常に機能しているように見えていても、アクションセンターで、ウィルス対策などを有効にするように表示される
・ファイアーウォールが無効という表示になっているときに、有効にしてもすぐにまた無効になってしまう
・リアルタイムスキャンが無効になっていて、有効に出来ない。(有効にしてもすぐに無効になってしまう)
・契約期限は問題ないのに、"ご使用のパソコンは危険な状態です"と表示され、契約の更新を促すメッセージが表示される

こうした症状になると... 
 * 以下、実際にあった事例です

・IPは正常にとれていて、IPv4接続の状態を確認してみると、"インターネット" と表示されているのに、インターネットにはつながらない
・169.254...となって、IPが全くとれなくなる。当然インターネットにもつながらない
・ブラウザを起動すると表示されるページと、真っ白で何も表示されないページがあったりする
・ブラウザを開くと、"応答なし" または "動作を停止しました" となって起動できない
・Windows Media Playerが起動しない。アイコンをダブルクリックしても全く反応しない
・ブラウザの画面などを印刷しようとすると印刷プレビューが表示されず真っ白になる

たぶんまだまだその時々によって発生している症状はまちまちだと思います。

現在のMcAfeeの上記サイトにも、12/18更新でいくつかの症状が発生していることを報告していますが、原因はよくわからないみたいですね。困ったもんだ...

なお、McAfeeがはいっているのに、無料だからと言って、他社のウィルス対策ソフトを導入したりすると、McAfeeが正常に動作しなくなったりします。これは、McAfeeというより、複数のウィルス対策ソフトを導入したことが要因。
その場合、ほとんどの場合、McAfee以外の誤って入れてしまったウィルス対策ソフトを削除すれば、McAfeeは正常な状態に復帰します。
またシステムの復元などをかけるとやはりMcAfeeの不具合が発生することがあります。これは復元によって以前の状態の戻ったため、McAfeeで使用しているファイルや情報の一部が、復元前のものと復元後の古いファイルや情報が混在して不整合が発生するため。
この場合、定義ファイルを再度更新するか、それでも正常に戻らない場合には、やはりMcAfeeの入れ直しが必要になります。
posted by クリック at 21:37| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | セキュリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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