前回は、画像データを圧縮して送信する方法を取り上げました。
さて今回は、データをSkyDriveを利用して共有してしまおうというお話。
画像データならまだしも、音楽データやら、動画データとなると、データサイズはさらに大きくなって、フォトギャラリーなどを利用して圧縮すると言うわけにもいきません。
専用のソフトを利用してさらにデータの圧縮をかけるというのもありますが、簡単にはいきません。画質や音質を落とさずにできればそのまま送りたい...送る側としてはこだわりたいところかもしれませんね。
さてそこで今回は、こうした大きなデータをSkyDriveに保存、共有し、必要に応じて直接ダウンロードしてもらうという方法をご紹介させていただきます。
では具体的に手順を見ていきましょう!
1) ブラウザを起動し、SkyDriveにアクセス。共有用のフォルダを作成します。
データが1つや2つ、さらにはそう頻繁に共有することがないのであれば、フォルダまで作成しなくても共有は可能ですが、共有用のフォルダを作成してきっちりデータの保管場所を区分けした方が、データを整理する上でも使いやすいと思います。
2) さてフォルダができたところで、SkyDriveにデータをアップロードします。
SkyDrive上にアップロードされたデータは、当然データ単位で共有することも可能ですし、今回作成した "共有用" というフォルダごと共有に設定することも可能です。今回は共有用フォルダに複数の画像をアップロードして、すべてのデータを相手の方に届けようという例で行います。
データのアップロード方法は、共有用フォルダを開いて、ドラッグ&ドロップでも、また "アップロード" をクリックして、"アップロードファイルの選択" ダイアログを表示させてから、アップロードしたい画像を選択してもかまいません。
3) アップロードが終わったら、本題の共有の操作に入ります。画像をアップロードした後、そのまま "フォルダの共有" をクリックするか、"共有用" フォルダが表示されている状態で、右クリックして "共有" をクリックします
4) 宛先に相手のメールアドレス、そして簡単なメッセージを入力し、"共有" をクリックします。
"受信者に編集を許可する"、"アクセスする全員にサインインを求める" は、必要に応じて設定します。
・【受信者に編集を許可する】
受信者が Microsoft アカウントを使用してサインインして、ファイルまたはフォルダーを編集できるようにする場合に設定します
・【アクセスする全員にサインインを求める】
受信者が Microsoft アカウントを使用してサインインしないと、ファイルまたはフォルダーが表示されないようになります
5) "共有" をクリックすると、メッセージの送信が開始されます。
6) さて肝心の相手にはどう届くか?そしてどう開くことになるのか?
7) 画像は、Windowsメール(Windows Vista)で受信した例です。メールの画面にある、"写真の表示" をクリックするか、表示されているいずれかの写真をクリックすると共有設定されたフォルダにアクセスできます。画像の上で右クリックするとダウンロードというメニューが表示されますので、自分のPCに保存します。
8) 共有されているフォルダについては、共有をかけた側には情報として誰と共有がかかっているかが表示されます。
今回はSkyDriveを利用しましたが、他にも同様のサービスはいろいろあります。こうしたサービスの他にも、一時的にデータを保存してダウンロードしてもらうようなサービスもネット上にはありますので、必要に応じてこうしたサービスを上手に活用するといいでしょうね。
<参照>
・ファイルとフォルダーを共有しアクセス許可を変更する
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