2012年10月16日

大きなファイルをメールで送るには(1)

一昔前だと、添付ファイルは "1M" なんて言っていた時期もありましたが、時も過ぎ、昨今ではブロードバンドも定着し、さらにはデジカメやビデオなどの品質も向上し、1つ1つのデータサイズもかなり大きくなり、写真1枚でも下手すると、1Mなんて平気で超えてしまいます。こうした環境に合わせてプロバイダー各社のメールボックスの容量などもだんだん増えて、サービスも以前とはだいぶ変わってきました。

こんな中、電話同様に手軽に利用できるメール。特に意識もせずにデジカメの写真を添付してお友達に送ろうとしてサイズが大きすぎて送れないなんて話をよく聞きます。また、せっかく送ったのに添付したファイルが届かないと言ったこともよく聞きます。

ファイルサイズを小さくしたり、いくつかに分割して送ると言う様に何かしら対策を講じないと、そのままでは、写真数枚送るにも苦労するわけですが、その前に今回は実際どの程度のサイズまでならメールで送れるものなのかを確認してみることにしましょう。

いくつかの大手プロバイダーとフリーメールのメール仕様について確認してみました。

<プロバイダー系>

・OCN
容量:1Gb 送信可能サイズ:100Mb 
*送信ウィルスチェック(SMTPサーバーの設定が "vcblue.ocn.ne.jp"のような場合)の場合は、10Mb まで

・Nifty
容量:5Gb 送信可能サイズ:20Mb 受信可能サイズ:20Mb

・ODN
容量:20Mb/スタンダードメール

・ぷらら
容量:2Gb 送信可能サイズ:20Mb 受信可能サイズ:無制限

・AU(ドメイン、コースによって異なります)
例、auone-netドメインの場合
容量:3Mb 送受信可能サイズ:20Mb
*開通時は3M。ただし、追加料金無料で容量変更が100Mまで可能。ただし、手続きが必要。

<フリーメール>

・Yahoo
容量:スタート時2G(最大10G) 送信可能サイズ:25Mb(メール本文も含む)
メールと一緒に画像やテキストファイルなどを送りたい

・Gmail
容量:10G 送信可能サイズ:25Mb(メール本文も含む)
保存容量の上限
添付ファイルの上限サイズ

というように各社まちまち。さらには各社のサービスの中でも、コースや会員の種別によって異なります。送るだけじゃなくって、受信に制限がかかっているケースもあるんですね。
メールボックスの容量も手続きをしないと、100Mまで利用できるところであっても、3Mしか利用できないところもあるようです。このあたりは、自分で利用しているプロバイダーなどしっかり確認しておく必要があります。

メールを送る時もそうですが、メールを受信する場合でも、容量が少ないままだとすぐに許容量一杯になって届くはずのメールが届かなかったり、添付ファイルが届かなかったりとトラブルの元です。

また相手に送る時にも、やはり相手を気遣う余裕がほしいところ。相手が利用しているメールアドレスのドメインに注意して、果たしてこれだけの添付ファイルが送れるのか?送る前には注意した方がいいでしょう。

次回からは、こうした大きな添付ファイルを送る方法について具体的に見ていくことにします。

<参照>
メールの基本情報/OCN
スタンダードメール/ODN
@Niftyメールの基本仕様
ぷららのメールについて
メールの基本仕様/AU
Yahooメールの基本機能
Gmailについて
posted by クリック at 14:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | メール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック