これまでのWindowsであれば、ユーザーアカウントを作成して進むだけでしたが、このあたりはちょっとこれまでと違うところ。
この2つのアカウントの違いは何なんでしょう?
一応サインインの際にもありますが、
Microsoftアカウント
・Windowsストアからアプリをダウンロードできます。
・Microsoftアプリのオンラインコンテンツを自動的に入手します。
・ブラウザーのお気に入りと履歴、言語、サービスのサインイン機能など、大切な設定をオンラインで同期して、複数のPCで同じ使い心地を実現できます(同期する情報はMicrosoftに送られますが、この設定は後で変えることができます)。
ローカルアカウント
・お使いのPCごとにユーザー名とアカウントを作る必要があります。
・アプリをダウンロードするには、Microsoftアカウントが必要ですが、アカウントは後で設定できます。
・複数のPCをお使いの場合、設定は同期されません。
と言った違いが簡単に説明されております。
ちょうどAppleの商品やサービスを使うときに、AppleIDがいるのと同じことですね。Microsoftアカウントを取得してしまえば、7Gbまで無料で利用可能なSkyDriveもついてくる。また今後発売されるOffice2013にもMicrosoftアカウントが必要になるからので、作っておいて損はないでしょうね。
ところで、一端アカウントを作成した後、ローカルアカウントを作成したいといった場合にはどうしたらいいのか?
その場合、コントロールパネルやPCの設定画面からアカウントの追加の画面に移動して作業を行います。
ユーザーを追加する際、"メールアドレスを新規登録する" とすれば、そこからMicrosoftアカウントの取得へ、そして "Microsoftアカウントを使わずにサインイン" とすればローカルアカウントの追加画面へ移動します。
もっともこの際ですし、セットアップの際には是非Microsoftアカウントを取得されてみてはいかがでしょうか?
<参照>
・Windows Live ID を使って Windows 8 にサインインする/Building Windows8