最近すっかり使われる機会も少なくなってしまったフロッピーディスク(FD/FloppyDisk)。8インチのFDから、5.25インチ、そして3.5インチへとコンパクトに、そして扱いやすくなって進化してきたメディアも、画像データの高品質化などにともない、1.44Mbという容量では扱えるデータも少なくなってきたせいか、店頭からもほぼ姿を消しつつあります。
さてこのフロッピーディスク。Windows7SP1での使用が可能なのか? ネット上でみると、いまひとつはっきりしなかったので、自宅のPCで確認してみました。今となるとFDD(フロッピーディスクドライブ)を搭載したPCすらないのが現実ですし、USB接続のFDDを使用されている方も非常に少ないと思われますが、それでもご利用になっている方はいらっしゃるはず。USBメモリなどもどんどん安くなって、2G程度のUSBメモリなら、500円も出せば手に入る時代なので、今更FDを使う意義があるのか?というと何とも言えませんが、今までの資産(データ)を新しいPCに移行するためという観点にたつと、FDDの存在は否定できません。
〜今回試した利用環境〜
eMachines N2242 Celeron 2.2Ghz/メモリ 1.5Gb/HDD 40Gb
OS: Windows7 HomePremium ServicePack1
* WindowsXP から Upgrade版によりUpdateしたもの
ドライブ構成:
CD-R/RWドライブ、3.5インチFDD(内蔵型)
フロッピーディスク:Maxell 2HD ディスク
* FDも、未フォーマットで販売されているものは少なく、フォーマット済みのもののほうが多く、今回試したFDもすでにフォーマット済みで販売されていたものです
1)FDDにFDをセット、スタート>コンピューター と開いて、"リムーバブル記憶域のあるデバイス"の "3.5インチFD" を右クリックしてフォーマットをクリックします
2)フォーマットの画面でたら、そのまま "開始" をクリック。フォーマットがスタートします。クイックフォーマットにチェックが入ったままだとすぐに完了。チェックを外して再度開始をしても、さほど時間もかからずに正常に完了
3)念のため、MSのサイトにもありましたので、コマンドプロンプト画面からもフォーマットをかけてみました。こちらも特に問題なく完了
っていうことで、フォーマットされたFDを使用してみましたが特に問題なく利用が可能でした。
ただし、今回試したのは内蔵のディスクドライブ。MSのサイトでも紹介されていた、KB981779では、内蔵FDを対象としておりましたが、すでにフォーマット済みのFDを利用していたためなのか?同サイトにあるような症状は確認できませんでした。
また参照させていただいた各サイトを見る限り、USB接続のFDDや一部のFDDについてはやはりトラブルが起きるものもあるようです。
FDD搭載のPC自体が少なくなってきている今。FDDに保存されている古いPCのデータをどうしても移行しなくてはいけないという場合、USB接続のFDD選びも慎重に行う必要がありそうです。
<参照>
・Windows 7 または Windows Vista で未フォーマットのフロッピー ディスクを Windows エクスプローラーからフォーマットするとフォーマットに失敗する場合がある
・Windows7 SP1で本当にUSB-FDDが使えないのか?/某氏のたわごと
・USB 接続のフロッピーディスク ドライブに対して、アプリケーションからのアクセスが正常に行えません
・フロッピーディスク/ウィキペディア
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