2012年07月09日

今まで表示されていなかったドライブが追加されている【Win7】

いつものようにPCの電源を入れて、スタートから "コンピューター" と開いた時に、Cドライブや、Dドライブの他に、"RECOVERY(F)" という見慣れない項目が加わってました...
20120708-1.jpg
"RECOVERY(F)" というのはあくまでも一例に過ぎませんが、このように普段見えていなかったはずのドライブが突然表示されてしまうような場合、もちろんものにもよりますが、誤って開いてデータを削除したりするとPCの起動や、今回の例だと文字通りリカバリなどの際に大変大きな影響を及ぼします。
普段見えていないもの、隠しファイルや隠しフォルダも、安易にファイルをいじったり、削除されたりするのを避けるために、訳あって非表示にしているわけですから、表示される必要のないものであればまたきちんと非表示に戻しておくのが無難です。
なぜ表示されていなかったのが表示されるようになったのか? 通常ハードディスクドライブには、ドライブレターというのが設定されています。
この後詳細をご説明する中で出てきますが、このドライブレターが設定されると、ドライブとして表示されるようになる訳です。具体的に知らないうちにどこをどういじったのが原因か?まではわかりませんが...

さて今回は、その方法についてご紹介させて頂きます。
1) スタート>コンピューターの上で右クリック>管理 とクリックして、"コンピューターの管理"ダイアログを開きます
2) 左ペインの中にある "記憶域" のところにある "ディスクの管理" をダブルクリックして開きます
20120708-2.jpg
3) 右側上部には、ドライブの一覧が、そして下部にはドライブ毎の状況がグラフィカルに表示されます
4) 今回の例で見ると、"OS(C:)" の上にボリューム名のない、そしてドライブレターの指定されていないものがありますが、今回の例で言えば、"RECOVERY(F:)" は本来それと同じような表示になっていたはずですが、いつの間にか? "F" というドライブレターが指定されてしまったようです
5) 右ペイン下部にある "RECOVERY" というドライブの上で右クリックし、"ドライブ文字とパスの変更" をクリックします
20120708-3.jpg
6) "F:(RECOVERY)のドライブ文字とパスの変更" というダイアログが表示されますので、"次のドライブ文字とドライブパスを使ってこのボリュームにアクセスする(A)" の一覧にある ドライブレター(今回の例では、"F")をクリックして選択した上で、"削除" をクリックします
20120708-4.jpg
7) 一応、"ディスクの管理"ダイアログが出てきますが、このまま "はい" をクリックします
20120708-5.jpg
以上で、ドライブレターが解除されて、"コンピューター" を開いても、ドライブは表示されなくなります。

今回の様に何かの手違いで表示されてしまった場合ばかりではなく、何らかの事情があって非表示にしたい場合などのケースでも同様です。ただし、先ほども最後に確認のダイアログがでて、その中でもありましたが、非表示にしてアクセスできないようにするドライブ内にあるデータを読み込みに行くようなプログラムやショートカットなどがあったりすると正しく動作しなくなるので注意が必要です。

また、一部のエディション(Windows7 Enterprise/Ultimate/Professional)などでは、ポリシーなどを設定して非表示にすることが可能です。
さらには非表示にするためのユーティリティソフトなどもあるので、そうしたものを活用するのも一つの方
法です。

<参照>
特定のドライブを「コンピューター」や「エクスプローラー」で非表示にする方法(Windows Vista / Windows 7)
マイコンピュータのドライブを非表示にする
posted by クリック at 22:01| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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