ワープロを起動してみて、いつものように文書を作成。さてフォントを変更しようとすると、いつもあったはずの"〜行書体"とか"〜正楷書体"などあったはずのものがない。そんなご経験ありませんか?
Windows98やWindowsMeなどの時代にはちょくちょくあったこのフォントキャッシュの破損によるこうした現象。Windows2000やWindowsXPでは、起こりにくくなっていますが、それでも時には起こりうるもの。以前にも取り上げたことはありましたが、今回はWindows2000または、WindowsXPのケースということで取り上げさせていただきます。
こうした場合の対処法としては、フォントキャッシュ(ファイル)を削除してパソコンを再起動するってのが完璧に直す方法です。Safeモードでいったん起動して、その後通常起動すると治るケースもあるようですが、これでは完璧には治る保証はありません。
っということで、今回はフォントキャッシュの削除について取り上げてみます。
削除方法としては、
1)専用のツールを利用して削除する
2)Safeモードで起動して、ファイルを検索して削除する
の2通りの方法があります。
もっともこれ以外にも先ほど書いたようにいったんSafeモードで起動した後に通常起動してみるとか、コマンドを利用して削除するなどの方法もありますが、今回はより簡単にと言うことで、2)の方法についてご紹介。Windows98/Meの場合とWindows2000/XPの場合では、ファイル名もツールも異なりますので、ご利用の環境にあったツールをダウンロードしてご利用ください。
Windows98/WindowsMeの場合
Windows2000/WindowsXPの場合
上記のリンク先をご覧頂いて、ツールをダウンロード、ものによっては、解凍した上でダブルクリックして実行するだけです。実行後は再起動を求められますが、これで終了。
ねぇっ、簡単でしょ。
このフォントキャッシュ、Windows98/WindowsMeでは、"ttfcache"。Windows2000/WindowsXPでは、"fntcache.dat"と言うファイルがこれに該当しますが、Windows98などの時代には時々破損して、ウィンドウを開いたときのウィンドウの右上の閉じるボタンなどが文字化けしたりするのもこれが原因でしたけど、いま思えば懐かしい話。
さてこれらのファイルもし手動で削除されるのであれば、いったんフォルダオプションの画面を開いてすべてのファイルを表示する設定にしてからでないと検索しても見つかりませんのでご注意ください。
2006年11月16日
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