Internet ExplorerもVer.9になってしばらくたちます。すでにWindows UpdateなどでVer.8からVer.9に自動的にUpdateされて、気がついてみたらいつもと違う画面になっていたという話もよく聞きます。
以前にも取り上げましたが4月中旬以降は順次Updateがかかって、WindowsVistaやWindws7ご利用の皆さんは、Ver.9に自動更新されていきます。
ただしさまざまな事情があって、Ver.9になったものの、やはりVer.8じゃないとだめだということで、更新プログラムのアンインストールによって、Ver.8に戻してご利用になっているという方もいらっしゃるかと思います。そういった、今までVer.9だった方が、Ver.8に戻してご利用の方は、本タイトルにある、インターネット・ショートカットの利用に注意が必要です。
インターネット・ショートカットとは、インターネットのホームページなどのショートカットアイコンのこと。以下の@ITの記事にあるように、アドレスバーのアイコンをデスクトップなどにドラッグして作成することで容易に作成できます。
このドラッグで作成されたアイコン。画面上では、拡張子が表示されないのでわかりずらいところですが、Internet Explorer8(以下、IE8と略)とInternet Explorer9(以下、IE9と略)では異なります。
IE8までは、作成されたアイコンは「〜.url」という拡張子のついたインターネット・ショートカット。これに対して、IE9からは、「〜.website」という拡張子のついたインターネット・ショートカット。何が違うのか?
一番大きな違いは、
1) "〜.website" の方で開かれたものは "ピン止めされたWebサイト" として表示される
2) "〜.website" で作成されたインターネット・ショートカットは、IE9よりも前のものでは利用できない
という点です。
なのでIE9になって、これまでと同じ要領で作成したインターネット・ショートカットの場合には、IE8などでは開けないので、IE8にバージョンダウンした後の場合には、拡張子を変更するか、インターネット・ショートカットを作成しなおす必要があります。
* Shiftキーを押しながらドラッグすれば、従来どおりの "〜.url" というインターネット・ショートカットが作成されますが、おそらくそこまで気がついて操作されている人は少ないかと思います。
以下の@ITの中にも変更方法が紹介されていますが、場合によってはインターネット・ショートカットを作成しなおした方が作業的に簡単かもしれませんね。
<参照>
IE9で従来と同じインターネット・ショートカットを作成する/@IT
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どうしたらいいんでしょうかね・・・