こうした素材集に利用されている画像形式には、JPEGやBMP、GIF、PNG、TIFFなどがあります。JPEGやBMP、TIFFについては通常、透過処理に対応していないので、予め画像の一部が透明化されているケースはありませんが、GIFやPNGの場合には、透過処理されたものがあったりするケースがあります。GIFなどの場合にはトラブルになることは少ないようですが、PNGの場合にはWordのバージョンによっては、透過部分が透過されずに表示されてしまうケースがあるようです。Wordのアップデートによって解消される部分も多いようですので、こうしたケースの場合にはOfficeのUpdateなどをお試しになるといいかもしれません。
Wordの場合、画像を挿入後"図"のツールバーの"透明な色に設定"ボタンを利用して一部の色を透過することができることもあります。またこれで対処しないとうまくいかないケースもあるようです。
Office2000の場合
http://support.microsoft.com/kb/236063/ja
OfficeXP(2002)の場合 ----> OfficeXP ServicePack2をあてる
http://support.microsoft.com/kb/417834/ja
http://support.microsoft.com/kb/818947/ja
また当然のことながら画像の種類によって、ソフトによっても対応状況が異なるようですので、以下のサイトなど確認してみることをお勧めいたします。
画像形式(JPEG・PNG)への各ソフトの対応(C&R研究所)
今回はWordのケースで紹介していますが、Wordに限ったことではなく年賀状作成ソフトでも操作上何かうまくいかないとか、トラブルがあるようであれば、とりあえず一度アップデータがメーカーのホームページにあるかないか? そしてもしあれば、必要なアップデータはすべてインストールしてみるなど試されると改善されるかもしれません。
いずれにせよ、ソフトはアップデートの必要なデータがあれば一通りインストールしていただいて、なるべく最新の状態でご利用になることをお勧めいたします。
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