ちょうど、Expression Studioを使ってみようかな?と思っていた矢先だったので、これ幸いと、今回は、パソコンの画面を動画で保存する方法についてご紹介させて頂くことにしました。
長くなるので何回かに分けてご紹介させて頂きますが、まず最初の今回は、パソコンの画面を動画でキャプーチャリングをするソフトについて簡単にご紹介いたします。
ちょっと昔になりますが、昔、Lotus Super Office2000 にも、"ロータス・スクリーンカム" なんていうソフトが入っており、パソコンの画面の操作を動画で保存するなんてことができていました。
その後OSもUpdateして変わっていくうち、すでに手持ちのLotusは使えなくなり、さて困ったというところで見つけたのが、Office Labs から配布されていた"Community Clips"というソフト。
久しぶりにこれを探してみたらすでに配布も終わっているようでリンク切れになっていたというのが、今回のきっかけ。
・Microsoft Office Labs製の動画キャプチャーソフト「Community Clips」
参考まで、上記がその紹介記事になります。すでにリンク切れなので、ダウンロードは出来ません。
Windowsキー + Alt + "R": 録画開始
Windowsキー + Alt + "T": 録画終了
という非常に簡単な操作。保存できる形式は、WMV(Windows Media Video)形式のみですが、Microsoft Office上からもOfficeのアドインとしても操作が可能だったので便利でした。
以前もこのブログで紹介させて頂きました。
・PCの操作を動画でキャプチャーする
さて他に何かないか?と探したらやはりいくつかフリーで配布されているものはありました。おそらく探せばまだまだあるんでしょうね。
・動画キャプチャ・ディスプレイ全体を録画/K本的に無料ソフト フリーソフト
Officeのアドインとしては利用できませんが、WMV以外にも、AVIやSWFなどに保存できるものなど種類も多彩。必要に応じてこうしたものを試してみてもいいかもしれませんね。
さて本題。今回ご紹介するのは、"Expression Encoder4" というMicrosoftが配布するソフト。これには、フリーで配布されている "Expression Encoder4" と 有償で配布されている "Expression Encoder4 Pro" の2種類があります。当然のことながら、フリーと有償で配布されているものには機能の違いがあって、フリーのものの場合機能が制限されています。以下の所はPro版の紹介ですが、参考まで。機能の違いについては、英語版のページに出てました。同じようにMicrosoftから配布されている、"Windows Media Encoder" とも比較されております。フリー版でもこちらよりは機能が豊富なのはよくわかりますね。また、ExpressionのFAQのページでも日本語で、フリーで配布されているExpression Encoder4の機能について説明がございます。スクリーンのキャプチャーは10分などの制限があります。
・Microsoft Expression Endoder4Pro
・Expression Encoder 4 Pro/英語版
・FAQ/Microsoft Expression
フリー版のダウロードからインストールまで。
1) まず以下の参照先から、Microsoft Expression Encoder4 をダウンロードします。ダウンロードしてから実行するもよし、そのまま実行してインストールを実行してもかまいません
2) インストールが始まると、このソフトを利用する上で必要な ".NET Framework4.0" が未導入の場合には、こちらのダウンロード&インストールが要求されますので、指示に従ってインストールします
ちょうどインストールが完了して、起動したところが以下の様な画面です。
さて肝心のスクリーンキャプチャーの方ですが、スタートメニューからたどって起動して見ると以下の様な画面が表示されます。
次回は実際にキャプチャーリングの操作についてみていきたいと思います。
ちなみに今回私がインストールした時のことですが、Microsoft Expression Encoder4のプログラム自体をWindowsXPSP3の環境にインストールした段階では、Screen Caputure を起動しても、白くなって何も表示されず範囲選択は出来てもいざキャプチャーとなるとその選択範囲が白くなって何も表示されず、キャプチャー操作がうまくできない状況でした。
こちらについては、その後、現在配布されているServicePack2をインストールしたところ改善され正常に利用可能になりました。
<参照>
・Microsoft Expression Encoder 4
・Microsoft Expression Encoder 4 Service Pack 2 (SP2)
・Expression Encoder 4 でのパソコンの操作方法動画の作り方(1)/世の中は不思議なことだらけ