いろいろなものがあるのできりがないのですが、最近ちょくちょくこの "Internet Security" という名のソフトをよく見かけるので取り上げてみました。
このソフト、PCを起動すると、Internet Security の画面が起動して他の操作ができないことが多いようです。インターネットもつながらなかったりすることもあるようです。
これまでにもいくつか紹介したことがありますが、似たようなものがわんさかあるし、対処法もそれぞれ違いますので、今回取り上げる方法がすべてに有効なわけでもありませんので予めご了承ください。
さてそれでは、この "Internet Security" の駆除ですが、実際に私が体験したものについて取り上げてみたいと思います。
<駆除手順>
1) 通常モードでPCを起動すると、"Internet Security" が起動してしまうので、一旦SafeモードでPCを起動します。(PCの電源を一旦落として、再度電源投入時にF8キーをたたいて、詳細ブートオプションのメニューが表示されたら、Safeモードを選択します)
2) 今回何度か直面した "Internet Security" は、デスクトップ上にも丁寧にショートカットアイコンがあったりしたので、この上で右クリックしてプロパティを表示。全般タブを開いて、プログラムの場所を確認
3)場所がわかったら、Cドライブのプログラムデータの保存されている場所を開いて削除します。
今回直面した、"Internet Security" については、
例1: Cドライブ>ユーザー>(ログインユーザー)>AppData>Roaming
例2: Cドライブ>ProgramData
といったところに、実行ファイルがそのままありました。
今回の2例をみても、同じものでも実行ファイルが保存されている場所が異なるようでしたので、実際にはショートカットのプロパティから確認していただくことになります。上記の限りということではありません。
4)スタートアップからエントリーを削除しますが、こちらについても通常
HKEY_CURRENT_USER>SOFTWARE>MICROSOFT
>Windows>CurrentVirsion>Run
と開くと該当項目があるはずです。
ただし見つからない場合には、Autoruns for Windows などのツールを利用してチェックするといいでしょう。
一応これで駆除できるようですが、念のためウィルス対策ソフトをご利用の上、おかしなもの(トロイの木馬系のウィルスなど)をもらっていないかどうかスキャンしてチェックしておくことをお勧めいたします。
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