2011年08月16日

Windows Updateがうまくいかない場合の"システム更新準備ツール"

"Windows の更新プログラムやサービス パックのインストールを妨げる可能性のある問題を修正するため" のツールとしてMSが配布しているもの。

MSのサイトによれば、"オペレーティング システムの有効期間中に、ファイル データ、レジストリ データ、およびメモリ上のデータなどのシステム リソースで、不整合が生じることがあります。これらの不整合は、さまざまなハードウェア障害またはソフトウェアの問題が原因で発生することがあります。場 合によっては、これらの不整合が Windows サービス ストアに影響を与え、ソフトウェア更新プログラムが機能しない原因となることがあります。システム更新準備ツールによって、これらの不整合の解決が試みら れます" とのことだ。

対応OS: Windows Vista (32bit/64bit)、Windows7(32bit/64bit)、WindowsServer2008(32bit/64bit)、WindowsServer2008R2(32bit/64bit)

本ツールによって、回避されそうなWindows Updateのエラー:
0x80070002、0x8007000D、0x800F081F、0x80073712、0x800736CC、0x800705B9、0x80070246
0x8007370D、0x8007370B、0x8007370A、0x80070057、0x800B0100、0x80092003、0x800B0101
0x8007371B、0x80070490

ただし、Windows Updateが失敗する要因としてはいろいろあり、このツールで全てが改善される訳ではありません。上記にあげたエラーであっても完全にこれで回避できるものでもありません。この点は予め認識した上で試してみて下さい。

Windows7のSP1のインストールに何度も失敗しているケースをときどき見かけますが、一方ではそうした場合にも有効だったとする例もあるようです。

頻繁にWindwosUpdateに失敗しているな?という場合、試してみる価値はあるかと思います。


<<2011.08.19 追加更新>>
WindowsUpdateに失敗したときのためのFix It何て公開されてました。

診断ツール Fix it : Windows Update に失敗する問題

こちらも試してみる価値はあるかもしれませんね。


<<2011.08.19 追加情報>>

今回試しに、一度IE9を削除して、IE8に戻したWindows7のPCで利用してみました。
IE8に戻した上で、再度IE9にしようと、Windows Updateから試したり、スタンドアロン版をダウンロードして、セキュリティソフトなどをすべて終了した上で、単独で実行ファイルを利用してインストールを試したりとしていたものの、エラー番号らしきものはなく、インストールに失敗のメッセージがでて、インストールできない状態が続いてました。

今回のFix Itを利用して、修復した上で、Windows UpdateよりIE9を再度インストール...

今度は正常にインストールが完了し、無事IE9の環境に復帰いたしました。

IE9がインストールできない要因もまちまちなので、これがすべてにいえるわけではありませんが、やはりうまくインストールできない場合には試してみる価値はありそうです。


<参照>

システム更新準備ツールとは

Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、および Windows Server 2008 R2 のシステム更新準備ツールについて

[Windows Vista] システム更新準備ツールをインストールする方法を教えてください
posted by クリック at 10:34| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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